糖質オフに役立つ、身体に良いブランパン。ブランパンといえども、パンであることには変わりありません。パンである以上、普通のホームベーカリーが役に立ってくれます！ホームベーカリーでブランパンを焼く時のポイントやおすすめを解説していきます。
材料や使用メニューなど、ちょっとしたことに気を付けるだけで、他は普通のパンとあまり変わりません。まだまだ初心者の私でも焼くことができました。家にある愛用のホームベーカリーでもできることが多く、これからホームベーカリーを買うときにもモデル選びがすごく限られてしまうというようなこともありません。
普通のホームベーカリーでもブランパン作りはできる
ポイントを間違えなければ、普通のホームベーカリーでもブランパンを作ることができます。
材料をブランパン専用にする
ブランパンを作るときには、普通の食パンと違い小麦ふすまを主役にして作ります。つまり、ブランパンのための材料を使ってパンを作れば、ブランパンができあがります。
この小麦ふすまには、小麦タンパクなど、パンとして仕上げるために必要なものを加えてあげる必要があります。もちろん一から作ることも可能ですが、ブランパンを作るためのミックスを使うのが一番手軽です。ミックス以外に必要な材料やその分量も指定されているので、こちらで他の材料の分量を考える必要もありません。ホームベーカリーがすでにあるようなら、ミックスとドライイーストなどの基本材料を揃えるだけで、ブランパン作りがスタートできます。
ブランパンミックスについては、こちらの記事で詳しく解説しています。参考にしてみてくださいね。
ブランパンに合ったメニューを選ぶ
丸パンであれば生地作りだけをホームベーカリーに任せますが、食パンであれば焼き上がりまで自動でやってもらうこともできます。ホームベーカリーであれば、よく売られている丸パン以外にもブランパンの食パンも作ることができます。
ホームベーカリーには、たくさんの機能が付いていますが、ブランパンの食パンを作るために良く使われているのは早焼きです。普段使うミックスは、どれもこの早焼きメニューを指定していました。
あらかじめメニューまで指定されていると、自分での微調整が必要なくメニューに任せられるのは安心できます。
ブランパン用のミックスを使い、早焼きメニューで焼いたブラン食パンです。ホームベーカリの中でしっかりふっくら焼けています。
ひと手間かければ丸いブランパンも焼ける
ホームベーカリーとオーブンレンジの合わせ技で、丸いブランパンも簡単に作ることができます。
ホームベーカリーには、生地を作る（一次発酵まで）というメニューがあります。このメニューを使って生地まで作り、二次発酵から先をオーブンで行う方法です。材料は食パンと同じものを使って、丸いブランパンにすることができます。
ふすまパンミックスを使用して焼いた、丸いブランパンです。中までふんわり焼けています。自分で焼くことができれば、ブランパンのサイズも自分好みにすることが可能です。
ふすまパンミックスを使用して、実際にブランパンを作る過程はこちらで解説しています。食パン以外にも、丸いブランパンも作ってみたいと思っているときには参考にしてみてくださいね。
ブランパン作りにおすすめのホームベーカリーとは？
最近のホームベーカリーは、ブランパン専用のメニューが搭載されているものも発売されています。専用メニューがないモデルでも、早焼きメニューがあるものであれば、条件を致すことができます。
より簡単に！専用メニューのあるホームベーカリー
ブランパンブームにより、ブランパン専用のメニューが搭載されているホームベーカリーが発売されています。
ツインバード Take bran!ブランパンメーカー
『ブランパンメーカー』の名前の通り、ブランパン専用メニューのあるホームベーカリーです。もちやうどんなど、いわゆるパン生地以外のメニューも充実しています。もしブランパンを作らなくなったとしても大丈夫です。
このホームベーカリーは、ブランパンを焼くことを一番に考えているため、専用のミックスも発売されています。専用と聞くと割高に感じますが、ブランパンミックスとしてメジャーな富澤商店のふすまパンミックスと、実はあまり値段が変わりません。中身も鳥越製粉という老舗の製粉メーカーが作っているものなので安心です。ホームベーカリーと揃えて使えばとても便利な存在になります。
パナソニック SD-MDX102
ホームベーカリーを長く作っている、パナソニックのモデルです。このモデルでは低糖質アレンジレシピが拡充されました。
このホームベーカリーの強みは、もしパン作りにハマってしまったときにも幅広く対応していること。のがみの食パンレシピまで付いているので、ブランパン以外を作りたくなってしまうくらい魅力的な機能が満載です。
搭載されている機能が多い分、値段がはってしまう点は否めません。ブランパンを作りたいだけというよりも、パン作りをいろいろ楽しみつつブランパンなどで糖質オフも楽しみたいという用途向けのホームベーカリーです。
専用メニューがなくても大丈夫！『早焼き』があるホームベーカリー
ブランパン専用のメニューがなくても、『早焼き』メニューがあればブランパン作りは可能です。より気軽にブランパンを作ってみることができるように、1万円でも買えるホームベーカリーも多く登場しています。(*1)
ツインバード PY-E635W
ツインバードはブランパン対応のモデルも安いのですが、通常モデルはもっと安く買うことができます。安くとも、早焼きなどの基本機能はきちんと搭載されています。
パン作りが初めてで、続けられるか分からない、でも焼きたてのブランパンを食べてみたいというときは、このくらい安くシンプルなモデルが選択肢としてあるとチャレンジしやすくなりますね。
シロカ SB-111
価格を抑えられる上に、パン以外のちょっとしたメニューも作れてしまうモデルです。
捏ねなどの独立メニューも付いているので、食パンでパン作りに慣れてきたら、丸パンを焼いてみることもできます。ブランパンに合いそうなフレッシュバターなども作れる、シンプルながらしっかり機能が揃ったホームベーカリーです。
アイリスオーヤマ IBM-020-B
安くてシンプル、使い勝手の良い家電を多く発売しているアイリスオーヤマもホームベーカリーを発売しています。
黒くてシュッとした外見が特徴的なホームベーカリーです。ホームベーカリーはそこそこ存在感のある家電なので、キッチンが黒を基調としていたら、ホームベーカリーも黒い方が調和してくれますね。
シンプルながら基本機能はしっかりおさえているので、早焼きメニューももちろん搭載されています。
まとめ
ブランパンは、普通のホームべかりーでも簡単に焼くことができます。ブランパンだからと言って、特別高価な機器が必要になることはありません。特に、ミックスを使ってブランパンの食パンを焼くのであれば、基本的な材料をホームベーカリーに入れるだけです。
作り方はシンプルでも、ブランパンはとてもおいしく焼きあがります。パン作りに精通していなくても、手軽に焼き立てのブランパンを自宅で楽しめるのはとても楽しいです。
パン作りの強力な味方になってくれるホームベーカリーで、ブランパン生活を楽しんでみてくださいね。
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*2 記事掲載時点の参考価格
