【2024年】ヘルシオの新モデルは3種類!新発売のモデルはどこが違う?

スチームオーブンレンジ
スチームオーブンレンジ

2024年の新モデル【AX-LSX3B / AX-RS1B / AX-N1B】がこの夏に発売となりました。今回も昨年同様、プレミアムモデルからシンプルなエントリーモデルまでそれぞれアップデートしていて、最新モデルだけでも3モデルも存在しています。

パッと見の印象は正直な所みんな同じなのですが、中身はどうなのか気になるところです!

いままでのモデルとの違いも含めて、それぞれの最新モデルを確認していきます。

こちらは2024年の最新モデルについてまとめています。もし去年のモデルについても確認しておきたいときには、こちらの記事を見てみてくださいね。

2024年新モデルのヘルシオ、機能の主な違い

今回の新モデルは、それぞれの旧モデルからのバージョンアップになっています。それぞれの新旧をセットにして比べながら、違いをみていきます。

AX-LSX3AとAX-LSX3Bの違い

AX-LSX3AとAX-LSX3Bの主な違いはカラーリングと少量調理機能
  • 自動メニュー数が増加
  • カラーのバリエーションの変更
  • 『らくグリ!』機能とミニ角皿(ヘルシオトレー)の追加
  • 『ほかほかキープ』機能の追加
  • ワンディッシュメニューの追加

今回の一番の違いは見た目、もといカラーリングです。今までのラインナップとはかなり変わって、ブラックとホワイトのみという、よりシックな方向性に舵を切りました。このホワイトは前面がシルバーカラーなので、実際に見るとホワイトというより明るめのシルバーの印象です。赤いイメージのあったヘルシオですが、イメージチェンジが図られています。一方で、庫内の有効寸法や外形の寸法などはほぼ同じです。オーブンの温度など、基本的な機能にも変更はありません。

自動メニュー数は増加していて、少しだけ増えています。

ミニ角皿(ヘルシオトレー)を直置きして調理できる機能が追加

このモデルで一番目新しいのは、何と言っても小さな角皿です。一人分を作るのにあの大きな角皿を使うのが面倒だな…というときに、小さな角皿を庫内に直置きして調理することができます。調理方法は『焼く』に限られてしまいますが、ハンバーグや野菜など、ちょっとした調理に重宝しそうです。

あの大きな角皿を洗うのは結構大変なので、量が少ないときにはこのミニ角皿はかなり便利そうです。

調理後のちょっとした時間に便利なほかほかキープ

最初の設定で『ほかほかキープ』を選択することで、調理終了後最大30分間、食材の乾燥を防ぎながらほかほかをキープしてくれる、というものです。ちょっと時間があいてしまうときには役立ちそうですが、少しの間なら、わざわざほかほかでキープしなくても温かい気もします。

ワンディッシュメニューの追加

これはレンジで簡単調理するタイプのもので、いわゆるビストロのワンボウルメニューにあたります。対抗としてレンジの一皿調理をメニューに加えてきたようです。ただ、ヘルシオはあくまでスチームオーブンが一番の得意とするところなので、もしスチームよりもレンジでの時短調理を重視して選んでいるのであれば、いっそビストロにするのも一つの策かもしれません。

ヘルシオとビストロの比較については、こちらの記事を参考にしてみてくださいね。

また、外形寸法には変更がないので、置き場所の検討はいままでどおりで問題なさそうです。ヘルシオは大きい調理家電のため、買う前に置き場所を確認しておくことがとても大切になります。置き場所の検討については、こちらの記事にまとめていますので、参考にしてみてくださいね。

AX-RS1AとAX-RS1Bの違い

AX-RS1AとAX-RS1Bも主な変更点はカラーリングと少量調理機能
  • 自動メニュー数の増加
  • カラーのバリエーションの変更
  • 『らくグリ!』機能とミニ角皿(ヘルシオトレー)の追加
  • ワンディッシュメニューの追加

AX-LSX3AとX-LSX3Bの変化とほぼ同じで、ほかほかキープを除いた主な機能が2つほど追加になりました。こちらもカラーバリエーションが変更されていますね。AX-LSX3Bと同様に、黒系と白系、モノトーンの二色展開です。シンプルな色の要望が多かったのかもしれません。

また、こちらのモデルも自動メニュー数の増加があります。少しだけ増えました。

らくグリ!調理が追加されているため、こちらのモデルも小さい角皿(ヘルシオトレー)が付属するようになりました。

前回はホワイトがなくダークメタルとライトメタルの二色展開でしたが、今回は二色の色合いがはっきりと分かれた形です。

AX-NS1AとAX-N1Bの違い

AX-NS1AとAX-N1Bはかなり違う
  • 自動メニュー数の減少
  • カラーのバリエーションの変更
  • 質量が1kg減少
  • まかせて調理は【焼く】のみ対応

AX-N1Bは、上位モデルと差別化したモデルとしてラインが生まれ変わった印象です。機能が一気に縮小して、よりシンプルなヘルシオになりました。自動メニュー数が減少し、質量も1㎏軽くなり、さらにまかせて調理も【焼く】のみの対応になります。

他のモデルと同様に、カラーバリエーションも変更されました。こちらはカラーはマットブラックのみです。どこまでもシンプルなヘルシオです。

よりシンプルなモデルにすることで、他との差別化を図ったモデルになっているようですね。

2023年新モデルのヘルシオ、現在の価格の違い

今回のヘルシオについて、それぞれ現在の価格を確認していきます。

AX-LSX3B 180,662円
AX-RS1B 167,160円
AX-N1B 141,091円

発売直後は最もヘルシオが高くなる、まさに定価!という時期です。これはビストロでも言えることですが、ヘルシオは発売直後が一番高くなっていて、そこから少し下がり、しばらく落ち着いてまた新モデルが出た直後に旧モデルが安くなり、そして流通が減り逆に価格が上がっていき、最後は販売終了して消えていく、というサイクルの繰り返しです。

型落ちといえども割高だったりするモデルもあるので要注意です!

2024年新モデルのヘルシオ、型落ちモデルとの価格の差は?

最新モデルへのこだわりがある人、どうしても黒が欲しい!という人以外は、型落ちモデルがぜひおすすめです。発売直後であれば、量販店の店頭からは消えていても、通販では型落ちも多く出回っています。

値段は常に変動しますが、今現在の一世代前のモデルの価格(*1)は以下の通りです。上の新モデルと同じく上位モデルから並べていますが、どのモデルでもいかに型落ちが安いかが分かりやすいと思います。

最上位モデルは元が高いだけに幅も大きいですが、その下のモデルでもしっかり安くなっています。

これからさらにしばらくたつと、生産を終了している旧モデルがお店から減ってしまい、型落ちモデルの値上がりが始まります。ヘルシオのサイクルのどのタイミングで買うかが悩みどころですね。

今回新しいモデルが発売したことで旧モデルとなってしまった3モデルがとても安いので、それ以前のモデルを選ぶ必要があまり感じられませんでした。あまり値段が変わらないなら、新しいに越したことはありません。

もしさらに型落ちを検討する必要があるとすると、限定セールでめちゃくちゃ安くなっているとき、もしくは今はもうラインナップにないコンパクトなモデルを検討するときくらいです。それらについてはこちらにまとめていますので、型落ちを幅広く検討するときには読んでみてくださいね。

まとめ

今回のニューモデルは、プレミアムモデルとスタンダードモデルは旧モデルとあまり違いはありません。カラーリングにこだわるかどうか、そして少量を調理する機会が多いかどうか、といったところです。

こうしてみると最上位モデルよりも一つ下のモデルや旧モデルに目がいってしまうのですが、ここで忘れてはいけないことは、いったん買ってしまうとそのヘルシオを数年間毎日使い続けることになる、ということです。値段重視で他のことをないがしろにすると、結局使わなくなるのでおすすめできません。

私が購入した当時はまかせて調理が搭載されていることのみを考えていましたが、今ならさらにパンを温めるとか、気軽に使える機能も増えてさらに差別化が進んでいます。結局のところ選んだモデルにすべて搭載されていたので良かったのですが、より実際に使うシーンをイメージして買うことが大切になってきました。

ヘルシオ購入の元を取るためにも、日々の生活の中でどう活用するのかが大切です。こちらに購入時点で検討したことなどをまとめているので、悩んでいるときには参考にしてみてくださいね。

*1 記事時点にて確認された参考価格
テキストのコピーはできません。
タイトルとURLをコピーしました