ビストロの2025年モデルが発表されましたが、新モデルも型落ちもぱっと見では違いが分からないくらいよく似ています。実際には性能や価格にはしっかり違いがあるので、どれくらい差があるのか、しっかり比較してから選ぶのが大切です!
今回は、新モデルと型落ちモデルの違いをわかりやすく整理しながら、どんな人にどちらのモデルがおすすめなのかをまとめていきます。

違いを知ったうえで、あなたにぴったりの一台を選ぶヒントになればうれしいです。
2025年モデルと型落ちモデル、選び方のポイント

新モデルと型落ちモデルを比べるときは、機能の違いだけでなく、価格のバランスも大切なポイントになります。どちらが自分にとって本当に使いやすいかを考えて選ぶことが重要です。ここでは、選び方のコツを簡単にまとめていきます。
自分に合ったモデルを選ぶために意識したいこと
ビストロの新モデルは、最新機能が追加されているぶん、価格も高めに設定されています。一方、型落ちモデルは、新モデルと比べて大きな違いがない場合もあり、価格が抑えられるぶんお得感があります。
たとえば『おまかせ熱風フライ』のような新機能が必要かどうかで、選び方は大きく変わってきます。新しい機能に強いこだわりがないなら、型落ちモデルで満足できるケースも多いです。
もちろん、最新の技術やより使いやすい操作性を求めたいなら、新モデルを選ぶメリットも大きくなります。まずは自分の使い方をイメージして、機能と価格のバランスを意識しながら選ぶことが大切ですね。
【モデル別比較】主な仕様と価格の違いをチェック

ここでは、2025年モデルと昨年モデル(型落ち)の違いをモデルごとに見ていきます。省エネ性能など細かい点は省き、主な仕様の違いにしぼって整理しました。違いを把握して、自分に合ったモデル選びの参考にしてみてくださいね。
NE-UBS10DとNE-UBS10Cの主な違い

まず、主な仕様を比較した表がこちらです。
項目 | NE-UBS10D | NE-UBS10C |
---|---|---|
カラー | ブラック・ホワイト | ブラック・ホワイト |
総庫内容量 | 30L | 30L |
センサー | 高精細・64眼スピードセンサー | 高精細・64眼スピードセンサー |
加熱方式 | 大火力極め焼きヒーター(平面)/両面グリル | 大火力極め焼きヒーター(平面)/両面グリル |
『おまかせグリル』 | 〇(アプリでスキャン&送信) | 〇(アプリでスキャン&送信) |
『おまかせ熱風フライ』 | 〇 | × |
『ワンボウルメニュー』 | 〇 | 〇 |
レンジ(手動出力) | 1000・600・500・300・150W(相当)・300Wスチーム | 800・600・500・300・150W(相当)・300Wスチーム |
液晶 | カラータッチ液晶(選べる画面デザイン) | カラータッチ液晶(選べる画面デザイン) |
外形寸法 | 幅494×奥行435×高さ370mm | 幅494×奥行435×高さ370mm |
重量 | 約19.7kg | 約20.0kg |
設置寸法 | 後ろ・左右ピッタリ 上方8cm以上あける | 後ろ・左右ピッタリ 上方8cm以上あける |
価格 *1 | 158,400円 | 133,380円 |
NE-UBS10DとNE-UBS10Cの違いは、主に3つのポイントがあります。
ひとつ目は、『おまかせ熱風フライ』機能が新モデルのNE-UBS10Dには搭載されていることです。これが一番大きな違いで、今回の新モデルでメインとなっている機能になります。
ふたつ目は、レンジの手動出力の最大値。新モデルは1000W、旧モデルは800Wとなっています。
そして最後に、重量がNE-UBS10Dは約19.7kg、NE-UBS10Cは約20.0kgと、少し軽量化されています。
こうしてみていくと、新機能である『おまかせ熱風フライ』以外はちょっとしたバージョンアップにすぎないので、特に『おまかせ熱風フライ』機能を使いたいときに、新モデルのNE-UBS10Dがおすすめです。
NE-BS9DとNE-BS9Cの主な違い

まずは主な仕様を比較していきます。
項目 | NE-BS9D | NE-BS9C |
---|---|---|
カラー | ブラック・ホワイト | ブラック・ホワイト |
総庫内容量 | 30L | 30L |
センサー | 高精細・64眼スピードセンサー | 高精細・64眼スピードセンサー |
加熱方式 | 大火力極め焼きヒーター(平面)/両面グリル | 大火力極め焼きヒーター(平面)/両面グリル |
『おまかせグリル』 | 〇(本体からの設定のみ) | 〇(本体からの設定のみ) |
『おまかせ熱風フライ』 | 〇 | × |
『ワンボウルメニュー』 | 〇 | 〇 |
レンジ(手動出力) | 1000・600・500・300・150W(相当)・300Wスチーム | 800・600・500・300・150W(相当)・300Wスチーム |
液晶 | 大型ホワイトバックライト液晶 | 大型ホワイトバックライト液晶 |
外形寸法 | 幅494×奥行435×高さ370mm | 幅494×奥行435×高さ370mm |
重量 | 約19.5kg | 約19.9kg |
設置寸法 | 後ろ・左右ピッタリ 上方8cm以上あける | 後ろ・左右ピッタリ 上方8cm以上あける |
価格 *1 | 118,800円 | 96,472円 |
NE-BS9DとNE-BS9Cの違いも、主なポイントは3つです。
まず、新モデルNE-BS9Dには『おまかせ熱風フライ』機能が追加されています。これは最上位モデルNE-UBS10Dに搭載されている新機能ですが、NE-BS9Dにも採用されました。
次に、レンジの手動出力が新モデルでは最大1000W、旧モデルでは800Wです。また、重量もNE-BS9Dは約19.5kg、NE-BS9Cは約19.9kgと少し軽くなっています。
このあたりのパワーアップや軽量化もNE-UBS10Dの進化と同様ですね。こちらもやっぱり『おまかせ熱風フライ』を日々の料理で使いたいかどうかが、新モデルのNE-BS9Dを選ぶときの決め手になりそうです。
NE-BS8DとNE-BS8Cの主な違い

こちらも主な仕様を比較してみました。
項目 | NE-BS8D | NE-BS8C |
---|---|---|
カラー | ブラック・ホワイト | ブラック・ホワイト |
総庫内容量 | 30L | 30L |
センサー | スイングサーチ赤外線センサー | スイングサーチ赤外線センサー |
加熱方式 | 大火力平面ヒーター | 大火力平面ヒーター |
『おまかせグリル』 | × | × |
『おまかせ熱風フライ』 | × | × |
『ワンボウルメニュー』 | 〇 | 〇 |
レンジ(手動出力) | 1000・600・500・300・150W(相当)・300Wスチーム | 800・600・500・300・150W(相当)・300Wスチーム |
液晶 | 大型ホワイトバックライト液晶 | 大型ホワイトバックライト液晶 |
外形寸法 | 幅494×奥行445×高さ370mm | 幅494×奥行445×高さ370mm |
重量 | 約19kg | 約19.6kg |
設置寸法 | 後ろ・左右ピッタリ 上方8cm以上あける | 後ろ・左右ピッタリ 上方8cm以上あける |
価格 *1 | 87,120円 | 73,813円 |
NE-BS8DとNE-BS8Cの違いも、似たようなポイントにしぼられます。
ただし、NE-BS8Dには『おまかせ熱風フライ』が搭載されていないため、主な違いはレンジの出力ワット数と重量になります。
型落ちモデルを選ぶメリットと注意点

型落ちといえば価格に注目しがちですが、価格だけでなく、機能面の違いや購入しやすさもチェックしたい大切なポイントです。ここでは、型落ちモデルを選ぶときに知っておきたいポイントをまとめてみました。
型落ちモデルを選ぶメリット
型落ちモデルの一番の魅力は、やはり価格の安さです。今回のビストロのように、新旧モデルの違いが小さい場合は、コストパフォーマンスの良さをより強く感じられます。
自分にとって必要な機能が揃っていれば、型落ちでも普段使いには十分です。お得に手に入れたい人にとっては、型落ちモデルはとても魅力的な選択肢になります。
購入後も、ビストロシリーズならしっかりした調理性能が期待できるので安心感もあります。型落ちだからといって品質が劣るわけではない点も、うれしいポイントですね。
型落ちモデルを選ぶときの注意点
魅力満載に思える型落ちモデルですが、いざ選ぶときには、いくつか注意しておきたいこともあります。
ひとつは、新しい機能を使いたい場合です。たとえば『おまかせ熱風フライ』のような新機能は、型落ちモデルには搭載されていないため、当然使うことはできません。
また、販売状況にも注意が必要です。家電量販店では基本的に新モデルが中心に置かれるため、型落ちは店頭で探しにくいことがあります。型落ちを選ぶ場合は、通販での購入を前提に考えておくとスムーズです。
特にビストロのような大型家電は持ち帰りが大変なので、配送手配が前提の通販を活用するとスムーズに購入できます。型落ちを選ぶときも、無理なく手に入れられるルートを考えておきたいですね。
【結論】こんな人には型落ちがおすすめ!

ここでは、どんな人に型落ちモデルが向いているのか、具体的にみていきます。今回の新モデルと旧モデルは違いが少ないため、使い方によっては型落ちがとてもお得に感じられました。

自分に合った選び方のヒントにしてみてくださいね。
『おまかせ熱風フライ』を使わなくてもいい人
今回の新モデル最大の特徴は『おまかせ熱風フライ』機能が搭載されたことです。これを使いたいかどうかが、新旧どちらを選ぶかの大きな分かれ目になります。
『おまかせグリル』などの自動調理機能は旧モデル(NE-UBS10CやNE-BS9C)でもしっかり使えるので、それで十分という方も多いはずです。『おまかせ熱風フライ』が必要なければ、型落ちモデルはとてもお得に感じられます。

とはいえフライはかなり作ってみたくなるので、新旧の価格差が縮まってきたら、ここはかなり悩みどころになりそうです!
新モデルへのこだわりがない人
最新モデルを手に入れるときのワクワク感は確かに特別なものがあります。ですが、型落ちモデルでも機能面に大きな差がなければ、コスパ重視で選ぶのも賢い選択です。
型落ちなら、必要な機能をしっかり備えつつ価格はぐっと抑えられます。最新モデルにこだわりがなければ、型落ちはとても賢い選択肢になります。
ただ、「せっかくなら最新モデルを使いたい」というときめきも大切にしたいところ。どちらを優先したいか、気持ちと相談してみましょう。

お得感重視か、ときめき重視か…
レンジ出力は高くなくてもよい人
今回の新モデルでは、手動レンジ出力が最大1000Wになりました。一方、旧モデルは最大800Wまでとなっています。
私自身が600W以上をめったに使わない人なのでそう感じてしまうのかもしれませんが、普段の使い方で800Wあれば十分ということなら、あえて新モデルにこだわる必要はありません。
特に温めや簡単な調理が中心なら、800Wでも快適に使えそうです。日常使いに必要十分かどうか、改めてイメージしてみるといいですね。
まとめ

ビストロの型落ちモデルと2025年モデルを比べると、機能や価格にそれぞれの魅力があります。どちらが合うかは、使いたい機能や予算によって大きく変わってくるので、人それぞれです。
2025年の新モデルについては、3モデルの比較はこちらで詳細にまとめています。

あなたにぴったりのビストロが見つかりますように!