朝食や丼のトッピングにあると嬉しい温泉卵。でも、お湯の温度を測ったり時間を計ったりと、忙しい時間にコンロの前で監視するのは大変な手間だったりします。
ヘルシオの強みは、そんな面倒な工程をすべて任せられる「ほったらかし調理」です!タンクに水を入れて卵を並べるだけで、あとは機械が最適な火加減を調整してくれます。
この記事では、なぜヘルシオなら大失敗をしないのかについて、機械の仕組みに触れながら、理想の仕上がりにするための手順を詳しく解説していきます。

ヘルシオのおかげで毎日の朝ごはんに温泉卵がレギュラーになっています!
失敗知らず!ヘルシオの「温泉卵」は温度管理がカギ

温泉卵作りで一番のハードルとなるのが、繊細な火加減の調整です。実はヘルシオ、この「温度管理」が非常に得意な家電なのです。電子レンジやコンロでの調理と一体何が違うのか、その独自の加熱メカニズムと、失敗を防ぐ制御の仕組みについて簡単にみていきます。
レンジとは別物?「水」で加熱するヘルシオの仕組み
電子レンジで卵を加熱してしまい、庫内で破裂させてしまったという話を聞いたことがあるかもしれません。これは、マイクロ波が卵の内側の水分に反応し、内圧が急激に高まることで起こります。しかし、『ヘルシオ』の加熱方法はこれとはまったく異なるアプローチをとっています。
ヘルシオ最大の特徴は、「水」の力を利用するところにあります。タンクに入れた水を100℃以上の「過熱水蒸気」という気体に変え、その熱で食材を包み込むように加熱するのです。そんな特技を持ったヘルシオなので、卵に対して、熱が食材の外側から徐々に中心へと伝わっていく食材に火を通すのはとても得意なのです。
ヘルシオの過熱水蒸気システムについては、シャープ公式のこの動画がとても分かりやすくまとめられています。仕組みも気になる!というときは、一度見てみてくださいね。
鍋とはひと味違う「絶妙な温度制御」
温泉卵を作る際、最も難しいのが温度管理です。卵の白身と黄身は固まる温度が異なるため、どちらに対してもちょうど良くなるような温度帯を長時間キープしなければなりません。お鍋で作ろうとすると、卵を入れた瞬間に温度が下がったり、火加減が強すぎてゆで卵になってしまったりと、つきっきりでの調整が必要になりがちです。
ここで力を発揮するのが、ヘルシオの緻密な温度コントロール技術です。
ヘルシオは庫内の温度や蒸気の量をセンサーで監視していくので、人間には難しい温度の維持も自動で行ってくれます。ボタンひとつ押すだけで、白身は柔らかく黄身はなめらか、イメージ通りの理想的な状態に仕上げてくれるのです。

ヘルシオが私の代わりに頑張ってくれるのが本当に助かっています。
忙しい朝でも!水を入れて並べるだけのほったらかし調理

温度管理が繊細な温泉卵も、ヘルシオなら任せられてしまいます。お鍋につきっきりになる必要はなく、タンクに水を入れて角皿に並べるだけで準備は完了です。忙しい朝にも作れるくらい簡単なので、いつもの工程を順を追ってみていきます。
給水タンクに水を入れ角皿に網と卵をセット
まずは卵の準備からです。ヘルシオは基本的に水の力を使って加熱調理をするため、最初に給水タンクへ水を入れる必要があります。水位ライン2まで水を入れたら本体にセットします。
次に、角皿の上に『調理網』を乗せ、その上に卵を並べます。ここで嬉しいのが、冷蔵庫から出した冷たい卵をそのまま使えるという点です。お鍋で作る時は、温度差で殻が割れないように常温に戻す手間がかかることもありますが、ヘルシオならその必要はありません。
冷蔵庫から取り出してすぐにセットできるのは、毎日使い続ける上でとても大切なポイントです!角皿を上段に入れたら、準備はこれだけで完了です。

ちなみに、なんと8個まで自動でできるのでたくさん作りたいときも安心です。
自動メニュー「温泉卵」を選ぶだけの簡単設定
準備ができたら、あとは本体の操作するだけ。最上位モデルと違いAX-RS1Aはダイヤル式なのですが、これが意外と直感的に操作できるので便利だったりします。
ダイヤルを回して『温泉卵』の30番を選択します。庫内にメニュー一覧が書かれているので、番号を覚えなくても大丈夫です。

ここでの嬉しいポイントは、スタートボタンを押すと加熱の強さを選ぶことができることです!生に近い食感から固めの食感まで、好みに合わせて選ぶのがおすすめです。

今は『強』で固めの温泉卵が気に入っています。
白身はなめらかで黄身はやわらかな理想の仕上がり
加熱が終了したら、やけどに注意しながら取り出し、水で冷やせば完成です。

殻を割ってみると、白身はなめらかで黄身はとろりとしている、まさに理想的な温泉卵に仕上がっていました。タイトルの画像に使用している温泉卵がこのとき作ったものなのですが、本当にきれいな温泉卵です!
どの機種で作れる?『温泉卵』機能の対応と選び方

毎日の食卓にあると嬉しい温泉卵。これから購入を検討するなら、せっかくのメニューに対応している機種はどれなのか確認してみるのもおすすめです。基本的には多くのモデルに搭載されていますが、実は非搭載のモデルもあります。買ってから困らないように、選び方のポイントをチェックしていきます。
多くのヘルシオで『温泉卵』メニューが標準搭載
ヘルシオなら、温泉卵作りにおける難しい温度管理を機械にお任せできるのですが、実はすべての機種で作れるわけではありません。「この機能を使いたい!」と思ったとき、機種選びには少し注意が必要なのです。
現在のエントリーモデルであるAX-N1Cでは、温泉卵を作るための低温調理(ソフト蒸し、とも呼ばれています)が省かれてしまっています。そのため、このモデルには温泉卵の自動メニューが搭載されていないのです。
一言でいうと、手頃な価格帯の「エントリーモデル」と呼ばれる機種では、この機能が非搭載です。一方で、中位機種(ミドルレンジ)以上のモデルであれば、基本的に自動メニューとして搭載されています。
もし、検討している機種で温泉卵が作れるか不安になったときは、その機種が『ソフト蒸し』や『低温蒸し』に対応しているかを確認してみてください。今後のモデル展開で、また搭載機能に変動があるかもしれませんが、2025年のモデルは以下のような対応状況でした。
| 機種名 | 自動メニュー『温泉卵』 |
|---|---|
| AX-LSX3C | あり |
| AX-RS1C | あり |
| AX-N1C | なし |
実機で比較!ミドルと最上位の意外な「時間」の差
現在私が愛用しているミドルレンジの『AX-RS1A』と、買い替え前に使っていた最上位モデル『AX-XA10』。世代こそ違いますが、どちらも便利な温泉卵の自動メニューを搭載しています。
使い比べてみてびっくりしたことが、調理時間の違いです。実は、新しいミドルレンジよりも、数世代前の最上位モデルの方が出来上がりが早かったのです。以前、家電量販店の店員さんが「最上位モデルは搭載されているエンジン自体が違う」と解説してくれたことがありました。まさにその基本性能の差が、毎日の調理時間に現れているのかもしれません。
また、操作面でも、ダイヤルを回して選ぶ機種と、タッチで操作できる液晶パネルを搭載した機種という違いがあります。以前のAX-XA10では、このようにカラーの液晶パネルをタッチで操作する形式でした。

もちろん、どちらを選んでも美味しい温泉卵は作ることができます。時間短縮のようなマシンパワーと本体価格はトレードオフの関係にあるので、自分に合ったバランスのものを選ぶのが大切ですね。

価格差の小さいタイミングなら、最上位モデルも狙い目です!
まとめ

- Q鍋で作る時のような難しい温度調節は本当にしなくていいの?
- A
センサーが庫内温度を管理してくれるので完全にお任せ
繊細な火加減はすべて機械が制御してくれます。失敗しやすい温泉卵も、ヘルシオに頼れば食卓のおなじみの顔になれます!
- Q卵を常温に戻しておくなどの下準備は必要?
- A
冷蔵庫から出した直後の冷たい卵をそのまま使えて便利
お湯で作る時のように温度差で割れる心配などをせずに、思い立った時にすぐセットできるのがヘルシオならではの強みです。
- Qヘルシオならどの機種でも温泉卵が作れる?
- A
エントリーモデルなど一部非対応の機種があるため注意
『ソフト蒸し』などの低温蒸し機能が搭載されているかが判断基準になります。購入前にはスペック表や自動メニューを必ず確認してください。
ヘルシオのおかげで、私のように鍋の前でじっとしていられないタイプでも温泉卵を毎日の食卓にプラスできるようになりました。華やかな機能ではないのですが、確実に日々の食生活を底上げしてくれているので、大好きなヘルシオのメニューの一つです。

ヘルシオ作の温泉卵、すごくお気に入りなのでぜひ試してみてください!
自動メニュー『温泉卵』は、2025年発売のヘルシオでもAX-LSX3CとAX-RS1Cに搭載されています。この二つのモデルの違いについては、以下の記事で解説していますので、気になるときは読んでみてくださいね。
一方で、最新モデルはちょっと予算オーバーだな……と感じてしまったときは、型落ちモデルという選択肢もあります。型落ちという表現が似合わないくらい、ヘルシオの型落ちモデルは機能がしっかり搭載されています。数年にわたってモデルの推移や傾向をウォッチしつつ解説しているので、機能と値段のバランスを重視したいときはぜひこちらも読んでみてくださいね。


