ヘルシオをおすすめしない人はこういう人!向き不向きの判断基準を解説

スチームオーブンレンジ
スチームオーブンレンジ

ヘルシオはとても便利で、私自身も毎日のように使っている大好きな家電です。でも、それがすべての人にとってベストな選択かというと、そうとも言い切れません。

私がヘルシオを気に入っているのは、なにより使い方や生活スタイルと相性が良かったからなんです。

調理家電、特にヘルシオはある程度お値段もするものなので、自分に合っていないと「なんとなく使いこなせないまま使用頻度が減っていく」なんてことになりかねません。せっかく買うなら、日々大活躍するような家電を選びたいですよね。

この記事では、ヘルシオをおすすめしにくいと感じるポイントを中心に、どんな使い方だと相性がいいかを整理してお伝えします。特徴を知っておくことで、「これなら自分に合いそう」「やっぱりやめておこう」といった判断がしやすくなるはずです。

合う・合わないをあらかじめ知っておけば、買ったあとに後悔しにくくなります!

ヘルシオが気になっているけど…買う前にチェックしたい3つのこと

ヘルシオが気になっているけど、自分に本当に合うのか不安という方も多いと思います。使いこなせるかどうかは、ライフスタイルやキッチン環境によって大きく変わってくるのがヘルシオの特徴です。まずは購入を考える前に、チェックしておきたい3つのポイントを整理しておきましょう。

自分のよく作る料理、ヘルシオと相性いい?

ふだん作る料理が得意分野に入っているか確認

ヘルシオには得意なジャンルと、そうでもないジャンルがあります。たとえば、蒸し料理や焼き魚などの「ヘルシオならではの過熱水蒸気調理」を生かせそうな料理は特に美味しく仕上がります。

一方で、短時間で手早く加熱することを重視するあたため用途では、普通の電子レンジと違いを感じづらい、余計に時間がかかる、などと感じる方もいます。

自分がよく作る料理と相性が良いかどうかは、満足度に直結します。せっかく高性能なモデルを選んでも、得意分野とズレていると「思ったほど使わない…」という結果になってしまうかもしれません。

ヘルシオを買うだけでなんでも完璧!ということになれないようです…。

ウォーターオーブンレンジにどんな使い方を求めている?

ふだん使う機能と一致しなければ宝の持ち腐れ

ヘルシオの魅力は、まかせて調理やウォーターグリルといった高性能な調理機能にあります。けれど、普段の用途が「コンビニ弁当のあたため程度」なら、そこまでの性能を持て余してしまうこともあります。高機能だからこそ、活用できないともったいなく感じてしまうかもしれません。

もちろん、自炊をして家でごはんをしょっちゅう食べることはなくも、ごちそうやお弁当の作り置きを頻繁にする方には重宝される機能です。でも、活躍するかどうかはライフスタイル次第です。

自分にとっての「使いやすい!」が何かをまず考えてみるのが大切ですね。

キッチンにちゃんと置けるスペースはある?

本体サイズと扉の開閉スペースなども要確認

ヘルシオは電子レンジとしては本体サイズが大きめですが、現在のモデルでは「左右・後ろピッタリ置き」が可能になり、隙間なく設置できるのはうれしいポイントです。ただし、調理中には蒸気がしっかり出る設計なので、上方向にはゆとりを持たせる必要があります。

扉は手前に大きく開くタイプなので、前方のスペースも確保しておくことが大切です。本体サイズ+上方スペース+前方のスペースと、思ったよりも場所を取ります。置き場所の事前確認は必須です。

キッチンの作業動線や家族の動きもふまえて、置いて困らないか想像してみましょう。

扉の開閉スペースは案外盲点なので、キッチンでイメージしつつ確認してくださいね。

ヘルシオをおすすめしない人とは?暮らしに合わないと感じるポイント

ヘルシオはとても便利で頼れる家電ですが、どんな人にとってもベストな選択とは限りません。使ってみてわかる「ちょっと合わないかも」と感じたポイントを、実際の体験をもとにまとめました。

レンジあたためがメインならオーバースペックかも

レンジ機能でのあたため中心の使い方なら持て余すかもしれない

ヘルシオは『ウォーターオーブン』としての高性能さが魅力の製品です。でも、レンジ機能だけで日々の調理が済んでしまう方には、少し大がかりすぎるかもしれません。

電子レンジとしての機能はもちろん備わっていますが、特別なすごさを感じる部分ではないというのが正直なところです。あたため中心なら、よりシンプルなモデルや、レンジ性能に強みを持っている他社の製品を選ぶ方が満足度は高くなる可能性もあります。

たとえば、ビストロシリーズのように当初からレンジ調理を得意とするものの方が、毎日レンジ機能をメインとして使うには便利というケースもあります。あたためメインの方は、以下の記事もあわせて参考にしてみてください。

扉の開閉スペースに注意!意外と場所をとる

前方向の開閉スペースを事前に確認

ヘルシオは本体サイズだけでなく、扉の開き方にも注意が必要です。上から下に大きく開く仕様のため、手前のスペースにしっかり余裕を確保する必要があります。

特に、調理中に出し入れする角皿は扉とほぼ同じ大きさなので、スムーズな動作のためにもスペースには余裕を見ておきましょう。設置する予定の場所にスペースがないと、毎回の出し入れがストレスになることがあります。

扉を開いて、さらに正面に自分がいる隙間も必要なんですよね。

設置寸法については以下の記事でも詳しく解説しています。狭めのキッチンの場合は、事前にしっかり確認しておくのがおすすめです。

操作に慣れるまでちょっと時間がかかるかも

多機能ゆえに最初は戸惑う可能性がある

ヘルシオには自動調理メニューや『まかせて調理』など便利な機能が豊富にそろっています。ただ、機能が多いだけに操作画面のメニューはやや多く、最初戸惑ってしまうかもしれません。

「たった一つあるボタンを押すだけでいい」という感覚とは少し違うため、初めての機能は説明書を見ながら操作することになるかもしれません。機械が苦手な方には、見た目のせいで少しハードルが高く感じられることもあります。自分が使いたい機能を決めて、最初はその機能から慣れていくのがおすすめです。

こんな人にはぴったり!ヘルシオをおすすめしたい人

ここまで読んで、「自分には合わないかも…」と思った方もいるかもしれません。でも逆に、ヘルシオと相性ばっちりな使い方をしている方にとっては、ほんとうに満足度の高い一台になるはずです。

ちょうどいい家電って、スペックよりも「使い方との相性」が大事なんですよね。

揚げ物やパンをサクッと復活させたい人

揚げ物やパンのヘルシオならではのあたためがとても上手

ヘルシオのあたためメニューの中でも特に優秀だと感じるのが、揚げ物やパンの再加熱です。専用メニューを使えば、冷めてしんなりした総菜が、まるで買ってきたてのようなサクサク感で仕上がります。

これはヘルシオの強みの一つなのですが、油っぽさが抜けて軽くなったようにも感じられます。サクサクした食感と同時に味もグッと良くなって、いいことづくめです。ただ温めるだけでなく、「質感を戻してさらにおいしくする」ことができるのがヘルシオならではの魅力です。

これまでは焦がすか、べちゃっとするかという二択を選んでばかりだったのが、安心して再加熱できるようになりました。揚げ物やパンを買ってくる機会が多い人は、かなり満足度が高くなると思います。

さらに、アップルパイなど温めた方がおいしい洋菓子もあたため機能が役立ちます。いわゆるレンジの簡単調理ではない、ちょっと一工夫したあたためをしたいと思ったとき、ヘルシオは大活躍してくれます。

シンプル操作でまかせて調理がしたい人

手間をかけずに自動調理でおいしくヘルシーな料理をしたい人向き

『まかせて調理』という機能では、火加減や時間をいちいち設定せず、食材を置いてスタートするだけで調理が完了します。温度センサーや赤外線センサーが自動で仕上がりを見てくれるため、経験や勘がなくてもちゃんとおいしくなります。料理の工程を減らしたい人には、まさに理想の時短家電です。

最初は「ほんとにうまくできるの?」と疑っていましたが、いまでは毎日使う定番機能になりました。簡単に済ませたいけど、レンジのようにただ温めるだけでは物足りない…そんな方にはぴったりです。

手をかけずに、ちゃんとおいしくなるのが一番ありがたいですよね。

まとめ

ヘルシオには多機能で頼れる一面がある反面、人によっては使いこなせなかったり、ライフスタイルと合わないと感じることもあります。どんなに高性能な家電でも、自分の使い方と合っていなければ、その良さを実感するのはむずかしいものです。

一方で、日々の料理スタイルにぴったりハマる方にとっては、手放せない存在になることもあると思います。

使う人の数だけ「ちょうどいい」の形があるのが、調理家電の面白いところですよね。

この記事ではヘルシオをおすすめしない理由と、逆におすすめしたい理由をバランスよく紹介しました。これから購入を考えている方が「自分には合うかどうか」を判断する手助けになればうれしいです。

私自身が購入前に考えたポイントや、モデルを選んだときの基準は、こちらの記事にまとめています。機種選びに迷っている方は、ぜひあわせて参考にしてみてください。

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