生活の中で、お湯はなくてはならない存在です。在宅で仕事をしているときなど、ひっきりなしに使っている気がします。やかんを火にかけて沸かしていると目を離せないため、電気でお湯を沸かしてくれるものが必要でした。
電気でお湯を沸かしてくれるポットやケトルは、ヘルシオなどのように高価ではありません。それでも、一度購入したらそうそう壊れることもなく、滅多に買い替えることのない家電です。
実際に購入して愛用しているものから候補として悩んだものまで、選んだ際のポイントも交えて解説していきます。
ポットとケトルはどっちが良い?メリットデメリットをチェック
私は両方買って、それぞれ使い分けをしています。でもそれは、どちらもそれぞれ便利なシーンがあるためです。人によっては、片方で十分な場合も多いかもしれません。
そこで、まずはポットと電気ケトルのメリットとデメリットを見ていきます。
ポットのメリット・デメリット
ポットの一番のメリットは、使いたいときにすぐにお湯が出ることです。お湯が沸くまで待つ必要がありません。
電気ケトルも数分で沸くのですが、すぐに飲めるわけではありません。数分は待ちます。その数分を待たずに済むことで、面倒くささが軽減され、お湯を使うハードルがぐっと下がります。
ポットはそこそこの容量があるため、どうしても一回に作るお湯の量が増えます。4人家族で使うなどであれば全く問題ないのですが、在宅ワーク中に一人で使うときは、きちんと容量を考えて購入しないと使いづらいかもしれません。
自分に合った容量を選ぶことで解決できるので、デザインや機能はもちろん、容量にも気を配ってみてください。
ケトルのメリット・デメリット
お湯を使うシーンが限られているときに、必要な分だけ沸かすことができるのが特徴です。何日もお湯をポットに放置するわけにもいかないため、少量を沸かしたいときにはケトルが便利です。
電気ケトルはお湯が沸くのも比較的早く、ポットのようにすぐ飲めるわけではありませんが、数分でしっかり沸かしてくれます。
ケトルを使うときは、お湯を使うたびに沸かしてあげる必要があります。電気で沸かすため早いものの、それでも数分は待たねばなりません。
私の場合、お茶やコーヒーを一日の間で何度も飲むため、いちいち沸かすのがとても面倒でした。このデメリットはメリットと表裏一体なので、ポットとケトルの住み分けが分かりやすい点ですね。
ポットとケトルはどっちが自分に向いている?
ポットとケトルは、どちらにしても毎日使うものです。生活スタイルによって選ぶと無駄になりません。
ポットの方が向いているひと
ポットのメリットを最大限活用するには、家にいる時間が長いことがポイントです。一人暮らしで一日に数杯だけちょっと欲しい、というような用途にはあまり向きません。
確かにすぐ飲めるメリットはありますが、お湯も古くなってしまいますし、保温のための電気代もかかってしまいます。
ケトルの方が向いているひと
ケトルの強みは、必要な分が少なくても気軽に使えることです。必要な分を必要なときに沸かすことができます。
少ないお湯でも気軽に湧かせるので、その都度新鮮なお湯を楽しむことができます。何度も繰り返すには億劫ですが、沸かす頻度が少なければ、こちらの方が結果的に便利に使えます。
ポットもケトルもどっちも今はおしゃれ!デザインがかわいいおすすめポットとケトルとは?
電気ポットは、白やシルバーのデザインが多くなっています。その中でも、ブラックやホワイトで統一されていて、インテリアとしても楽しめるポットが登場し始めました。
デザインがかわいいポット3選
ポットは存在感のある調理家電です。せっかく買うなら、インテリアとしてもかわいいものを選びたいので、見た目と機能を両立したものが候補です。気になる価格(*1)と合わせてみていきます。
象印 ZOJIRUSHI 電動ポット STAN.シリーズ[CP-CA12-BA]
空焚き自動停止、お湯漏れ安全装置などの機能が一通り揃った、比較的小さいサイズの電気ポットです。
今回選択肢として考えた電気ポットの共通の機能として、ふたが取り外せるのも嬉しい点です。あの外せない蓋にイライラさせられた経験がある身としては、この仕組みはとても大切でした。水の入れ替えや中の掃除などで、プラプラしたりうっかりバタンと閉まってしまう心配がありません。
わたしが普段使っているポットと、参考として取扱説明書を並べて比較してみました。想像していた以上にコンパクトで、置き場所に困りません。1.2Lなので、他のメーカーよりも小さめの容量です。少ないかなと一瞬考えてしまう量ですが、1Lでも500mlのペットボトル2本分あります。必要十分な湯量で、困ることはありませんでした。
CP-CA12-BA(1.2L) | カラー:ブラック、ホワイト | 13,800円 |
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タイガー TIGER 蒸気レス VE電気まほうびん[PIM-G220 PIM-G300]
蒸気レス、コード無しでも数時間保温、空焚き自動停止、お湯漏れ安全装置など必要な機能が一通り詰め込まれている電気ポットです。
見た目が良いシリーズは、機能も見た目に合わせてシンプルになりがちですが、このタイガーの製品は、どちらかを選ばなくていい点が魅力です。容量も2.2Lと3.0Lの二種類を揃えているので、生活スタイルに合わせて選べます。
PIM-G220(2.2L) PIM-G300(3.0L) | カラー:ブラック | 18,480円 |
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アイリスオーヤマ IRISOHYAMA ジャーポット マイコン式 [IAHD-122 IAHD-130]
カラーバリエーションと価格の安さに魅力のある電気ポットです。アイリスオーヤマらしく、しっかり機能を詰め込みつつも手が届きやすい価格になっています。サイズは2.2Lと3.0Lの2サイズ展開です。
特に、カラーバリエーションがとても特徴的で、おなじみのブラックの他に、レッドやブラウンがラインナップされています。我が家にはヘルシオがありますが、その色がレッドなので、思わず合わせたくなりました。コンパクトな容量があったら色合わせでこちらを選んだと思います
IAHD-122(2.2L) IAHD-130(3.0L) | カラー:ブラック、カシスレッド、カカオブラウン | 7,180円 |
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デザインがかわいい電気ケトル3選
ケトルは、ポットと違い、注ぎ口などの形状で特徴が出やすくなっています。現在使っているものがお気に入りなのですが、次に買うためのリストに入れているものも合わせて、気になる価格(*1)とともにみていきます。
BALMUDA バルミューダ BALMUDA The Pot(バルミューダ ザ・ポット)[K07A]
見た目も機能もシンプル、でも不思議と使いやすいコーヒー好きにおすすめの電気ケトルです。いままで使っていたどの電気ケトルよりも、コーヒーのドリップがしやすいです。注ぎ口の形がちょうどよいのだと思います。もう何年も使い続けていますが、今でも現役で朝のコーヒーづくりには欠かせない存在です。
見た目もスタイリッシュで、そのまま置いておいてもインテリアの一部としてなじみます。このあたりはバルミューダの強みですね。
K07A(0.6L) | カラー:ブラック、ホワイト | 12,850円 |
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タイガー TIGER 電気ケトル[PCM-A060 PCM-A080]
機能や形はティファールなどと同様のスタイルですが、カラーバリエーションが楽しいケトルです。アッシュグレーやシェルピンクといったかわいい色味が揃っていて、良く見かけるホワイトもマットホワイトになっています。
電気ケトルも、そうそう壊れるものではありません。せっかく買うのであれば、気に入る色を選ぶのが一番です。注ぎ口がノーマルタイプなので、ドリップコーヒーよりは紅茶などのポットへ注ぐ方が向いていますね。
PCM-A060(0.6L) PCM-A080(0.8L) | カラー:アッシュグレー、シェルピンク、マットホワイト | 3,828円 |
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ラッセル・ホブス Russell Hobbs 電気ケトル T Kettle [7106JP]
7段階の温度調整が可能で、かつ温度をそのままキープできる機能が付いた電気ケトルです。電源台が保温調整の機能まで果たしてくれます。
デザインもとてもおしゃれで、置いてあるだけで存在感があります。やかんを彷彿とさせるデザインで、機能と見た目を両立させた使うこと自体を楽しめる電気ケトルになっています。
7106JP(0.6L) | カラー:ブラック、ホワイト | 11,800円 |
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まとめ
ポットとケトルは、機能がほぼ共通しています。そのため、どちらを買おうか悩んでしまいがちな調理家電です。
実際に使ってみると、機能はそっくりでも使い勝手が思ったより違うなという印象でした。自分に合った方を選んで、快適なお湯ライフを楽しんでくださいね。