ビストロの2021年新モデル(NE-BS658、NE-UBS5A)が、2021年9月に発売となりました。新モデルは、低価格モデルのバージョンアップと、一味違った変わり種モデルの2つのモデルが加わっています。
ビストロの新モデルについて、いままでのモデルとどのように違うのか、どういう人に向いているのかなどについて解説していきます。
この記事では、2021年モデルについて解説しています。すでに流通がほとんどなく、価格も安くない現状を考えると、2021年の古いモデルを選ぶメリットはほぼありません!そのため、2024年現在、こちらの記事の価格は更新していません。ビストロを選ぶのであれば、現在も流通が豊富で価格の変動があるモデルがおすすめです。2024年度発売のモデルについては、こちらの記事で解説しています。
ビストロのNE-BS658(2021年発売)は現行の後継モデル
ビストロの新モデルNE-BS658は、NE-BS657がバージョンアップしたものです。
26Lモデルの後継にあたる
NE-BS657がバージョンアップしたモデルで、ビストロの中でもいわゆるエントリーモデルに位置しています。ビストロは、搭載されている機能によって価格がかなり変わるので、どのレベルのモデルなのかがとても大切です。
今回のNE-BS658は、サイズも26Lとビストロの中では小さい部類に入ります。
変更点はメニュー数のみ
NE-BS657からの変更点はメニューのみで、大きさなどの基本的な部分は同じになっています。つまり、選択できるメニューというシステム面でのバージョンアップです。
中華メニューは、下ごしらえした材料をボウルに入れてレンジでチンするだけで、2~3人分の6つのメニューが10分で調理できるというものです。自動メニュー数は166→167への変更のみ。本当にちょっとしたバージョンアップだけで、基本は変わらないイメージですね。
中華好きな人におすすめ
バージョンアップした点がかなり絞られているので、自分にとって新モデルの方が良いかどうかがとても分かりやすいです。ボウルで中華を作りたいかどうか、この1点に尽きます。
もし自動メニューにこだわらない、中華メニューもあってもなくてもいい、というようなことであれば、新旧どちらのモデルを選んでも機能の面で困ることはないようです。
ビストロのNE-UBS5Aは新路線のモデル
ビストロの新モデルNE-UBS5Aは、その他のビストロとはちょっと路線の違った特徴的なモデルになります。
カスタマイズが最大の特徴
NE-UBS5Aは、『マイスペック』がテーマのカスタマイズ可能なオーブンレンジです。レンジ+オーブンの機能だけが搭載された状態で購入し、グリルやスチームなど欲しい機能のための皿などは、後から購入したうえでアプリで連携し機能追加、というまさに自分好みのスペックのビストロを作ることができます。
カスタマイズするまえの状態がシンプルであることがポイントのため、操作部分はシンプルで見た目もスッキリ、容量も25Lと少なめです。
シンプルなものが好きな人におすすめ
見た目がすっきりしていてかわいく、機能も絞って使う機能だけを厳選できるところが魅力です。機能が満載というイメージを逆手にとって、よりシンプルにビストロを使いたい人にも納得して選んでもらえるように考えられたモデルなのかもしれませんね。
このモデルは、スチームはスチームポットという専用の鍋を別途購入する形のため、ビストロでありながら『スチームオーブンレンジ』ではありません。レンジ機能が強みであるビストロらしい、思い切ったモデルという印象です。
ビストロの2021年新モデルの価格は?
旧製品と新製品でどれくらいの差があるのか気になるところです。NE-UBS5Aは新路線で比較対象がないので、参考としてその他コンパクトモデルと一緒に並べる形とします。
コンパクトモデルの価格帯は一定
現在の価格は以下のようになっています。(*1)
NE-BS657はすでに流通から姿を消しつつあるため、NE-BS658は後継モデルであるものの完全に値段が逆転しています。NE-UBS5Aは、NE-BS658の流通が減ったことによりかなりむしろ価格が下がり、かなり安くなりました。この価格であれば、旧モデルをわざわざ選ぶ必要はない印象ですね。
まとめ
ビストロは、レンジ機能に強みのあるオーブンレンジシリーズです。新作に限らず、その強みを活かせる使い方をすれば食生活を向上させる助けになってくれます。
ビストロの強みであるセンサーはモデルごとにランクが違います。モデルごとの違いなどは、こちらの記事で解説していますので、どのビストロを選んだ方が良いのか悩んでいるときは参考にしてみてくださいね。