空気清浄機もIoT家電に!各社機能の違いとは?【パナソニックとシャープ】

空調系機器
空調系機器

いまや空気清浄機もインターネットにつながる時代です。空気清浄機で有名なパナソニックとシャープも、それぞれIoT対応機種を発売しています。これらの機種は高価な場合が多いですが、細やかな気配りをしてくれたりと、これまでの空気清浄機では考えられない機能を備えています。

ひとことでインターネットに繋がると言っても、繋がったところから何をしてくれるのかは各社違っているので、自分が気に入った機能がある機種があればそれに越したことはありません。それぞれどんなことが出来るのか、ポイントをみていきます。

PanasonicとSHARP、それぞれのIoT対応機種

まずは対応機種について確認していきます。

パナソニック:F-VXT90
シャープ:KI-NP100 / KI-NX75 / KI-NS70 / KI-LS50

シャープは COCORO AIR と題して、かなりパーソナルカスタマイズに力を入れています。そのためか、最上位機種以外にも、中型クラスまでこの機能が付いていることが特徴です。

各機種ごとの特徴

一見似たような機能ではありますが、内容はだいぶ違っています。

パナソニックのミルエア

部屋の空気の状態が一目でわかる色マークを表示してくれたり、汚れの割合と変化、空気清浄機がどれだけ頑張ってくれたのかがグラフの形で分かるようになっています。

また、パーツのお手入れ時期の目安をお知らせしたり、給水のタイミングをプッシュ通知で知らせてきてくれたりします。うっかりしがちなところをサポートしてくれる機能です。

空気を見るからミルエアですね、たぶん。

シャープのCOCORO AIR

基本情報のグラフを見たり消耗品の交換目安やお手入れ時期の確認はもちろんのこと、まさに心があるかのように持ち主の生活を学習していく機能です。

気候の変化や持ち主の生活様式を学習してクラウドに蓄積し、運転をしていきます。花粉が多い予報の日に運転モードを強にしたりしていましたが、それを自動でやってくれるということです。

また、持ち主の使用傾向も学習するため、毎日同じ時間に同じモードに変更していたりすれば、それも学習して自動でモード変更したりするようです。さらに、人感センサーやGPSも駆使して、持ち主が快適に過ごせるように気を使ってくれます。

我が家のモデルはCOCORO AIR対応のため、水がなくなるとお知らせしてくれたり、プレフィルターの掃除を始めるときに声をかけてくれます。『がんばります!』とか話してくれるので、思わずお礼を言ってしまいがちです。

エアコンとの連携も可能

パナソニックは次機種からの対応となりますが、どちらとも、同社のエアコンとの連携を意識しています。まさにIoTといったところです。

エアコンと空気清浄機、ふたつのメーカーを揃えるということは意識したことがありませんでした。今後買い替える場合には、揃えてあげるとある程度自動で調節してくれて便利になります。

どちらがおすすめ?

AIにどこまで任せたいのかがポイント

この二つ、一番の違いは、情報取得から判断までだいぶお任せできてしまうシャープと、情報を提示してくれて、自動でやってくれる部分もあるけど判断をこちらにさせてくれるのがパナソニック、というところだと思います。

AIにバリバリ勉強してもらって、パーソナルな調整をして欲しい、空気清浄機にいろいろなことをさせてみたい、というニーズであれば、COCORO AIR を有するシャープがおすすめです。

逆に、そこまでしてくれなくてもいい、情報は見たいけれど運転状況は自分で決めたい、という人であれば、パナソニックのミルエアがおすすめです。

それぞれの長所を理解して、空気のきれいな空気清浄機のある暮らしを満喫してみてくださいね。

IpT機能対応機種一覧

パナソニック

シャープ




こちらの記事は、現時点(2021/01)での情報を元にしています。
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