ヘルシオを買ってから数年、わが家でもついに二代目をお迎えしました。一台目のヘルシオがあまりに活躍してくれていたので、次に選ぶモデルは慎重に決めたかったんです。買い替えのときこそ、自分にぴったりの機能を改めて見直すチャンスだなと感じました。
今回は、実際に私が買い替えを決めるまでに考えたことをもとに、後悔しないヘルシオ選びのポイントをまとめています。ビストロと迷ったときに気をつけたいことも合わせて書いていますので、比較検討している方にも読んでいただけたらと思っています。

同じように迷っている方の参考になればうれしいです!
ヘルシオで後悔しないために必要なのは相性

ヘルシオは魅力的な機能がたくさん詰まっている反面、うまく活用できないと「高かったのに…」と後悔につながってしまうことも。実際に私が買い替えを検討したときも、最初に考えたのは「日々の暮らしと機能があっているかどうか」でした。
どんなに高性能でも、自分の暮らし方に合っていなければ宝の持ちぐされになってしまいます。ここでは、私自身の経験から感じた「相性を見るための3つのポイント」をご紹介しますね。
ライフスタイルに合わないと後悔する
ヘルシオは「何を作りたいのか」だけでなく、「どんなふうに使いたいのか」も大切な判断材料です。私の場合は、朝ごはんづくりや帰宅後の時短おかずづくりに『まかせて調理』をフル活用しています。
でも、スピード重視で調理したい、1〜2分のあたためだけで済ませたい場合は、まかせて調理のスチーム加熱の待ち時間が少し気になるかもしれません。そういったときは、レンジ調理の得意なビストロの方が向いている可能性もあります。
ライフスタイルに合わないと、せっかくの機能が使われないまま終わってしまうこともあります。自分がどんな場面で使いたいのかを、改めて振り返ってみるのが第一歩だと思います。
ヘルシオとビストロ、どちらにするかから考えたいときは、ぜひこちらの記事も読んでみてくださいね。
よく使う調理機能に注目する
ヘルシオにはモデルによって搭載されている機能が異なります。見た目がそっくりでも、中身にはしっかり違いがあるので要注意です。
私は『まかせて調理』が使いたかったので、それが入っているモデルを前提に探しました。機能が足りないと使いたいことができないし、逆に使わない機能が多すぎてももったいなく感じてしまいます。
価格だけで選んでしまうと、使いたいことができなくてがっかりすることもあります。選ぶときには、「この機能、ちゃんと入ってる?」と確認しながら進めるのがおすすめです
設置スペースは初期に必ず確認
ヘルシオは大きめサイズのモデルが多いので、設置スペースの確認はとても大切です。特にシンプルな電子レンジからの買い替えだと、同じ場所に置けないことも珍しくありません。
私は初代ヘルシオを買ったときに専用の棚も一緒に買ったので、今回はそこにそのまま置けました。今のモデルは左右や後ろにぴったり置けるタイプも多いですが、上部だけはしっかり空ける必要があります。設置場所に余裕があるかどうかで、そもそも購入候補にできるかどうかが決まります。

サイズを事前に確認しておくことで、後から慌てることがなくなりますね。
もし設置場所を考える段階でで詰まったり迷ったりしたら、こちらの関連記事も参考になるかもしれません。
いまのヘルシオ、こう選べばちゃんと納得できる

最新モデルから型落ちまで、ヘルシオの選択肢はたくさんあります。ですが、自分の使い方に合った選び方さえできれば、後悔のない買い物ができます。ここでは、私が買い替え時に比較したポイントや検討の流れをご紹介します。
AX-LSX3B|全部入りが欲しい人向けのプレミアムモデル

一台目と同じプレミアムモデルの最新モデルAX-LSX3Bです。まかせて調理の下段同時加熱、音声操作、AIoT連携など、現行ラインナップの中でもっとも機能が豊富なモデルになっています。最新モデルだけあって、すべての機能が揃っている安心感があります。価格は高めですが、「あれもこれも全部試してみたい」という方にはぴったりです。
ただ、毎日の料理の中でどれだけその機能を使うか?という視点も大切。私は少しオーバースペックに感じたので、まずは一世代前の型落ちモデルも比較することにしました。
AX-LSX3Aとの違いは?型落ちでもアリな選択

AX-LSX3Bと一世代前のAX-LSX3Aは、機能の面で大きな違いはありません。デザインや一部の微調整はあるものの、まかせて調理の下段同時加熱やAIoT連携などは共通です。
型落ちでも機能的に満足できるなら、価格が下がった今がチャンスです。特にセール時期は数万円の差が出ることもあるので、型落ちの価格を確認する価値はあります。
でも、やっぱり私にはそれでも価格とのバランスで少しオーバースペックだなと感じたので、一つ下のハイグレードモデルを検討することにしました。
AX-RS1B・AX-RS1A|バランス派におすすめの中位モデル

最初に結論を言ってしまうと、私が選んだのはこのクラスです!まかせて調理はしっかり使えるし、下段同時調理が不要なら必要十分な機能です。普段よく使う機能がそろっていて価格も抑えられる、ちょうどいいモデルでした。
AX-RS1AとAX-RS1Bの違いは、主にカラーとマイナーチェンジなので、そのマイナーチェンジの内容が必須でなければ、価格差次第で選ぶのがよさそうです。

毎日使ってますが本当に使いやすくて良いモデルです!
AX-N1B・AX-UA30|スタンダードモデルやコンパクトモデルは要注意

シンプル操作のスタンダードモデルや、設置スペースが限られているときには選択肢になるコンパクトモデル。その立ち位置なのがAX-N1BやAX-UA30ですが、『まかせて調理』の搭載に制限があるので注意が必要です。
AX-N1Bは『まかせて調理』搭載ではあるものの『焼く』のみ、冷凍冷蔵の選択が必要です。また、AX-UA30は『まかせて調理』ではなく『おくだけグリル』になります。
一見似たように見えても、使える機能が大きく異なるため要注意です。シンプルさを重視するほど、機能とのバランスも検討が必要になります。

私は毎日『まかせて調理』で蒸しているので、蒸し料理が作れないモデルは選択肢になりませんでした。
わが家に届いてから感じた、買い替えてよかった理由

いろいろと比較して納得して選んだモデル。でもやっぱり実際に使ってみるまでは少し不安もありました。それが今では、毎日使うたびに「これにしてよかったなあ」としみじみ思っています。ここでは、そんな私の実感をまとめてみました。
よく使う機能がちゃんと快適に使える
今回選んだAX-RS1Aは、私にとって毎日使う『まかせて調理(蒸し)』と『自動メニュー(温泉卵)』が搭載されていることが決め手でした。使ってみたところ、全く問題なくてほんとうに快適でした。これまで通り美味しく蒸せて、しかも温め機能まで進化していたのは嬉しい誤算です。
以前はなぜかレンジでの温めが少し頼りなくて手動で調整していたのですが、今はボタンひとつでちょうどいい仕上がり。機能的には変わらなくても、実は着実に進化しているんだなあと感じています。
タッチパネルがなくても使いやすさは健在
今回のモデルはハイグレードモデルという中位モデルの位置づけなので、プレミアムモデルのようなタッチパネルではなく、物理ボタン+ダイヤル式になっていました。最初はちょっと地味かも?と思いましたが、使ってみたらこれがなかなか快適。メニュー番号で選ぶスタイルに慣れてしまえば、迷うことなく操作できます。
派手さはなくても、使いやすさはしっかり残っていたのが安心でした。あの「ちょっと最新家電っぽい雰囲気」が恋しくなるかと思いきや、すっかり普段使うメニュー番号も覚えてしまい、日常に溶け込んで馴染んでしまいました。
細かなパーツも使いやすく進化
扉が静かに閉まる『ソフトダンパー』は、想像以上に快適です。バタンとならないだけで、毎日の調理時間が少しやさしく感じられます。水タンクのパッキンや角皿・網のデザインも少しずつ変わっていて、地味だけど使いやすさがアップしていました。
毎日使うものなので、見た目の変化より、こうした小さな進化がいちばん嬉しかったりします。とくに網の形がシンプルになったことで、洗うのがさりげなくラクになっていました。毎日のことなので、こういうところでも違いが出ますね。
こうして使い始めてみると、以前のモデルからの進化もしっかり感じられて、ますますヘルシオが好きになりました。

ここからは、さらに詳しく選びたい人のための関連記事をご案内しますね。
比較に迷ったら読んでほしい関連記事

ヘルシオを選ぶとき、「これで本当に大丈夫かな?」と何度も確認してしまうこと、私にもありました。モデルの種類が多いからこそ、自分にぴったりの1台を選ぶには、いろんな視点からの情報があると安心です。ここでは、もっと詳しく知りたいときや、もう少し検討したいときに役立つ関連記事をまとめていきます。
【関連記事】後悔しない選び方と体験談まとめ
初めてヘルシオを買うとき、どのモデルが合っているのか、選び方のコツがいまひとつ分からないときに役立てててほしいのが、私自身の最初のヘルシオ購入体験をまとめた記事です。初めて選んだときに悩んだポイントと、実際にどうだったかを正直に書いています。
それぞれのモデルの使い方や、自分に合うかどうかの見極めポイントなど、気になる部分をしっかり整理してみました。現在のモデルに合わせて、定期的に加筆修正を繰り返している私にとっても大切な記事です。

高い買い物だったので、最初は手探りながら必死に検討していました!最初の1台で後悔したくない人には、特に読んでみてほしい記事です。
【関連記事】目的別おすすめモデルを詳しく解説
「一人暮らしだけどヘルシオを使いたい」「置き場所が限られているからコンパクトなモデルが欲しい」など、ライフスタイルや重視したい機能に応じたおすすめモデルを、分かりやすく比較しています。
実際にヘルシオを愛用しているユーザーからの視点を大切にしています。スペック表だけでは見えにくい違いも掘り下げているので、選び方に迷ったときの補足資料として、ぜひ読んでみてください。
まとめ

毎日使うものだからこそ、自分にとって本当に必要な機能を見極めることが大切です。機能と価格のバランスがとれたモデルを選べば、きっと後悔せずに使い続けられるはずです。型落ちも視野に入れて選べば、お得に買えて満足度も高まります。

ぴったりのヘルシオに出会って、おいしくて心地いい毎日になりますように!