ヘルシオを買って後悔しない選び方をチェック!買い替えのポイントも解説【2024年版】

スチームオーブンレンジ
スチームオーブンレンジ

ヘルシオを買って早数年、とうとう新しいヘルシオに買い換えました。ヘルシオは買って後悔する家電とも言われてしまいがちですが、実際に我が家に来てからはほぼ毎日、しかも複数回稼働し続けています。完全に故障したら私の食生活が大変なことになってしまうので、そろそろ買い替えようと思ったのです。

自分が使いたい機能があって、日々使い続けられるようなモデルを選べばヘルシオは本当に便利でおいしい料理を作ってくれます!

スチームオーブンレンジを買うぞ!と思った時に比較対象になりやすいビストロの話も含めながら、買ってから後悔しないための大切なポイントを解説していきます。

実際に私が買い替える際に検討した内容を振り返りながら見ていきますので、ヘルシオを選ぶときには参考にしてみてくださいね。

ヘルシオを買って後悔するのはライフスタイルと合っていないから

たくさんの機能があって便利なヘルシオですが、後悔しないためには大切なポイントがあります。

普段のライフスタイルに合ったヘルシオを選べば後悔しない

ほぼ毎日ヘルシオ独自の機能を使うほど活躍してくれるヘルシオなのに、どうして買うと後悔してしまう人がいるのか?それは、ヘルシオにはたくさんのモデルがあること、それぞれに向き不向きがあることが原因だと感じています。スチームオーブンレンジは、どれも見た目はただの大きな電子レンジのようですが、それぞれびっくりするほど機能が豊富です。

高いのに機能を使いきれない、なんか邪魔、と感じてしまうと後悔してしまう

ヘルシオは、普通の電子レンジの何倍もの値段です。そのため、『とても便利でしかもおいしい!あると嬉しい!』という喜びがないと後悔してしまうのが実情だと思います。いくら機能が豊富でも使う機会がなければ意味がないですし、大きすぎて邪魔だなと感じたりといったマイナス面が目立ってしまうと、高いお金出して買うだけの価値あったかな?と後悔してしまうのです。

ヘルシオを購入するときの大切なポイント①設置場所

設置予定の場所に無理なくヘルシオを置けることを確認する

ヘルシオは、普通の電子レンジに比べてると縦も横も高さもすべてが大きいです。そのため、いままで普通の電子レンジを置いていた場合は、そこに収まるとは限りません。本体の寸法+必要な隙間が確保できるかどうかを確認する必要があります。

せっかく買ったヘルシオが入りきらなくて置き場がない…なんていう悲劇を防ぐことができます。

左右や後ろピッタリ置きOKモデルなら上部のスペースだけ余裕を持たせる

昔のものは、『左右や後ろを〇センチ開けてください』という注意書きがありました。しかし今は、狭いスペースでも使えることを考えてピッタリ置いても大丈夫なものがすっかりメジャーとなっています。

ヘルシオは、上から蒸気が噴き出すため上部の余裕だけは考えなくてはなりません。棚の一角にはめるように設置しようと思うときは、しっかり確認をする必要があります。

我が家のヘルシオは、初代のヘルシオを購入する際に買った棚が二代目ヘルシオでも活躍しています。ヘルシオはサイズがほとんど変わっていないので、ヘルシオのサイズと棚の大きさを検討したこちらの記事を参考に、置き場を考えてみてくださいね。

ヘルシオを購入するときの大切なポイント②機能とスピード

スチームでせいろのように蒸したいのか、レンジでスピード調理を重視したいのかを考える

ヘルシオは、スチームが得意なオーブンレンジです。スチームを出すからには、水をスチームにするための時間がかかってしまいます。そのため、どうしてもレンジのスピード感には勝てません。

もし、蒸し物をあまりしない、毎日の中でスピード最優先で使ってしまいがち、というようなライフスタイルなのであれば、ヘルシオよりもむしろビストロを候補に考えても良いかもしれません。今はヘルシオも64眼センサーを搭載し、スピードレンジ調理を強化していますが、それでもやはりレンジ調理はビストロが強いと言われています。

ヘルシオとビストロどちらが向いているか問題については、こちらの記事で解説していますので、参考にしてみてくださいね。

ヘルシオを購入するときの大切なポイント③搭載機能とモデルの関係

自分の使いたい機能がちゃんと搭載されているかを確認する

ヘルシオを検索すると、見た目がそっくりなモデルがたくさん出てきます。最新モデルに絞ってみても、まだそっくりなモデルが数種類並んでいる状態です。これらのヘルシオは、実は搭載機能が少しずつ違います

一番高いモデルが一番機能が多く、一番安いモデルが一番機能が限定されています。つまり、自分が使いたい機能が搭載されていることがても大切です。

安さを重視しすぎて使いたい機能がないモデルを買ってしまったり、逆に何も考えずに一番高いモデルを買っていらない機能ばかりで無駄に感じてしまったり…ということがないようにしなければなりません。

また、このモデルごとの機能の差は、世代ごとに配分がすこし違ったりするので注意が必要です。自分の買おうとしている世代のモデルではどうなのか、をきちんと確認して購入する必要があります。

ヘルシオを買っても後悔なしの選び方を実践

今回の買い替えで、考慮したこと、決め手にしたことなどをまとめていきます。

今回モデルを決めていった過程をまとめてみました!/p>

今回の買い方としては、以下のように順に決めていきました。

ヘルシオ買い替えへの道のり
  • 自分のライフスタイルから必要な機能を確認
  • 現在のモデルをもとにヘルシオのグレードを決める
  • 二世代前までの価格を比較する
  • 保証をつけて購入

ひとつずつ順を追ってみていきます。

自分のライフスタイルから必要な機能を確認

高い頻度で使う機能は何なのかを考える

特段料理好きでなければ、スペシャルな料理よりも日常での使い方を考えた方が確実です。私は作るより食べる方が好きなくらいなので、初代ヘルシオを使い続けた約5年の間で、張り切ったのは最初の数ヶ月だけでした。次も同じ展開が予想できます。

最上位モデルはあぶり焼きとかも出来る高性能エンジンがついているので、活用できればかなりおいしいものが作れるはずなんですけどね…。

私の場合、とにかく使うのはまかせて調理(蒸し)です。朝ごはんにワンタッチで蒸し野菜と魚が食べられます。これに関してはほぼ毎日使い続けていて、この記事を書いている今日もヘルシオで調理していました。この機能のためにヘルシオが必需品になっているといっても過言ではありません。

次に使う頻度が高いのは自動メニュー(温泉卵)です。これも朝ごはんの定番です。温泉卵を加熱時間の加減を気にせずワンタッチで作れるのは本当に魅力的で、やっぱりここでも蒸す機能が活躍しています。強弱の設定もできるため、自分好みの硬さの温泉卵も作ることができます。

日々の使用頻度がほぼ蒸し調理であれば、ヘルシオは本当に便利です。

発売中のモデルをもとにヘルシオのランクを決める

まかせて調理や欲しい自動メニューがついているモデルを確認

現在は、まかせて調理が最上位モデル以外にも搭載されています。以前ヘルシオを買った頃は、最上位のモデルのみだったため、まかせて調理が欲しい!と思った時点でモデルが決定してしまいました。今回は選択肢が増えました。

ただし、この『まかせて調理』という機能にも実はランクによる違いがあります。現在のモデルで比較をするとこのようになります。

まかせて調理の有無と制約
  • AX-LSX3B:◎下段同時調理OK
  • AX-RS1B:◎まかせて調理
  • AX-N1B:〇※焼く/冷凍選択必要
  • AX-UA30:×※おくだけグリル搭載

つまり、『まかせて調理(蒸し)を使いたくて、冷凍と冷蔵を一緒に入れても大丈夫であって欲しい。下段を使うほどの量を作ることはほぼないのでその機能はなくてもいい』という場合、上から二番目がピッタリということになります。もちろん、価格差があまりないタイミングであれば、下段で同時調理可能なモデルも視野に入ります。

ヘルシオはたくさんモデルがあるものの、実は使い方でかなり絞ることができます!

より細かな違いを知りたいときは、こちらの最新モデルに関する記事も読んでみてくださいね。

二世代前までの価格を比較する

大体良い価格で流通しているのは二世代前まで

ヘルシオは、ある程度型落ちの流通があります。しかしあまりに古いと、流通量が少ない=希少価値?という流れで高額になってしまいがちです。そのため、型落ちを検討するなら一世代前がメイン、二世代前も場合によってはアリ、くらいで考えるのが無難だと私は考えています。

今回の私の基準に合わせて、上位の二つのモデルについて、二世代前まで各モデルの現在の参考価格(*1)を確認してみました。ざっくりと各ランクで分けてみました。

—プレミアムモデル—
  • AX-LSX3B:180,662円
  • AX-LSX3A:106,130円
  • AX-XA30:97,500円
—ミドルモデル—
  • AX-RS1B:167,160円
  • AX-RS1A:74,880円
  • AX-RA20:104,000円
—エントリーモデル—
  • AX-N1B:141,091円
  • AX-NS1A:59,607円
  • AX-HA20:107,283円

型番の法則が一世代前から変わったので型番からだと少し分かりづらいのですが、最上位モデル以外は二世代前と一世代前の価格が逆転しています。古いほど安いというわけではない、の分かりやすい例ですね。

こうしてみると、やっぱり最上位とその下のモデルでは数万円の差があります。前回購入したときは、まかせて調理を使おうとすると選択肢がありませんでしたが、まかせて調理が一つ下でも搭載されるようになった今では、下段同時調理とスペシャルな料理のために最上位のモデルを買わなくてもいいかな…と思うようになりました。

購入したときは10年以上使う気でいましたが、毎日愛用して酷使してるとなんだか新しいものが買いたくなってしまうことも今なら分かります。使い倒して買い替えることを考え始めました。

上から二番目のモデルで考えた場合、二世代前は高いので候補から消えます。そのため、最新モデルを買うか一世代前の型落ちを買うかの二択になりました。

どの世代のモデルを選ぼうか悩んだとき、気になるのは機能の違いです。こちらの記事で違いを解説しているように、この二つのモデルには少し違いがあります。

この機能の違いと価格差を検討して、私が選んだのがAX-RS1Aでした。私のライフスタイルにあっていると感じたからで、人によっては違う選択肢になるかもしれません。

機能や価格のバランスは定期的に変わるので、比較検討がとっても大事です!

長期保証をつけて購入

ヘルシオは意外と修理に出す機会があるので保証が役立つ

家電を修理に出すことは、購入時点ではあまりイメージしないと思うのですが、意外と保証が活躍する機会があります。私のヘルシオも一度修理に出して、エンジンを無料で交換してもらいました。思えばテレビも修理に出したことがあります。どちらもメーカー保証の期間は終わっていて、店舗の長期保証が役立ってくれました。

修理は保証なしで行うと高額になると言われているので、最初に数千円追加で払うだけで数年間守ってもらえるならそれに越したことはないと思っています。多くの店舗で長期保証のオプションが付けられれるようになっているのでおすすめです。

とはいえ、ヘルシオは毎日の食事に関わるので極力元気でいてほしいですね。

購入したヘルシオが届く

ネットで購入してもあっという間に届く

今回、注文から二日後にはもう我が家に新しいヘルシオが届きました。購入したら一日でも早く使ってみたくなるものなので、この速さはとても嬉しいです。

いざ買うと決めたらすぐに手元に欲しくとも、あのサイズとなると担いで持ち帰るわけにもいきません。車で行くこともできなかったため、配送業者さんに運んできてもらおうということでネットで注文しました。

ヘルシオはサイズに変化がないので、きれいに元の場所に収まりました。レッドがなかったためダークグレーを購入しましたが、デザインもちょっと変わっていてだいぶ新鮮です。

ヘルシオのランクを変えて後悔したか?違いはどこか?

結論から言ってしまうと、まったく後悔なし、ピッタリのヘルシオでした。

安価なモデルでも必要な機能が揃っていれば大満足

今のヘルシオは安価なモデルでも機能が充実している

私が最初に買った頃、まかせて調理などヘルシオの目玉機能とも言えるものは最上位のヘルシオにしか搭載されていませんでした。それが今では、安価なモデルにもまかせて調理が搭載されています。

もちろん、あぶり焼きなど優秀なエンジンを必要とする機能は最上位モデルが必要です。しかし日々作る朝ごはんのために、まかせて調理で魚を蒸したいだけであれば、その下のモデルでも良くなってしまっていたのです。

ただし、私の場合は冷凍と冷蔵を気にせず調理したいので、上位2モデルから選ぶのは必須でした。

普段使う機能には差が感じられず、むしろ向上した

今回購入したAX-RS1Aでも、いつも通りの美味しい料理が作れている

使い始めて数日経ちますが、遜色ないおいしいごはんを作ってくれています。まかせて調理で魚を蒸して、自動メニューで温泉卵を作っています。現時点では違いが分かりません。

むしろ、新しくなったレンジセンサーの力なのか、あたためボタンでごはんがちょうどよく温まるようになりました!いままでいまいちだったので手動で時間設定していましたが、ボタンを押すだけになったので地味に助かっています。

いまいち代わり映えしないのかもしれない……と思っていましたが、しっかり進化しているんだなと実感しています。

タッチパネルではないので実用的な雰囲気になった

タッチパネルで選ぶ方法からダイヤル式に変更

最上位モデルはカラーのタッチパネル式でしたが、いままでタッチパネルにあったメニューは物理的な主要ボタン+ダイヤルを回して選択するようになりました。表示画面もとてもシンプルな表示のみです。

いままでの次世代IT家電!という雰囲気はなくなり、表示もほぼすべて番号です。そのため、タッチパネルのように直感では操作することがはできません。主な機能はボタンになっているので、慣れてくるとサクサク動かせます。

新しい世代のヘルシオで後悔もなし!過去の世代との変更点

数世代ほど一気に新しくなったため、いくつか機能に全体的な変更がありました。これらはモデルのランクに関わらず変わっているようです。決め手になるほどの違いはないけれど地味に便利な外見上の変化について、簡単にまとめておきます。

もし私のように古いモデルを使用していて、買い替えを検討していたら参考にしてみてください!

ソフトダンパーを搭載して取っ手も形が変化

バタン!と勢いよく閉まらずにとても静かでやさしい

とても地味な変更ながら、毎日のストレスを確実に減らしてくれるすぐれものの機能です。前のモデルは、丁寧に閉めても結構な音がしてしまう扉でした。今回は本当に静かに閉まってくれます。

水入れがパッキンできれいに閉まる

密閉されたことが分かりやすくなった

水入れの容器が全体的に薄くなって、そして密閉されるパッキンが付いて使いやすくなりました。ソフトダンパーほどの目に見える違いではないのですが、閉まっているかがしっかり分かりやすいです。

角皿と網のマイナーチェンジ

角皿が黒一色、網の形がシンプルになって洗いやすい

角皿のマイナーチェンジはいいとして、網の形は洗うときに真価を発揮します。ぱっと見では違いもそれほど意識しなかったのですが、いざ使ってみると洗いやすいので使いやすいのです。

ひとつひとつは細かい違いですが、少しずつ改良がおこなわれているのは嬉しいですね!

まとめ

今回の購入を踏まえて、後悔しないためのポイントをまとめてみます。

  • 日々の中でヘルシオでやりたいことをはっきりさせる
  • 使いたい機能があるヘルシオを選ぶ
  • 型落ちの価格も確認する

ヘルシオは高価な家電ですが、かけたお金が惜しくないと思えるほどたくさん使えれば決して無駄にはなりません。我が家の初代ヘルシオも、ほぼ毎日稼働し続けたので、確実に元は取ったという満足感がありました。この達成感にも近い満足感を得るためにも、ヘルシオで使いたい機能と、それが搭載されているヘルシオを選ぶことがとても大切です。

そのためにも、やりたいことを決めたら、まずはモデルごとの機能の違いを知る必要があります。ヘルシオは、モデルごとに搭載されている機能が微妙に違うのが特徴です。2024年モデルについては、こちらで解説しています。

そして、価格ももちろんとても大切で、型落ちのお値打ち感は魅力的です。私も今回は一世代前のヘルシオを購入しました。使いたい機能が最新のヘルシオにしかない、というようなことでなければ、型落ちも十分選択肢になります。こちらに現時点での価格もまとめています。ぜひ参考にしてみてください。

ヘルシオで毎日おいしいごはんが食べられますように!

*1 記事作成時点にて確認された参考価格




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