ヘルシオは買っても後悔しなかった!初めてでもうまく選べた理由とモデル選びのポイント【2025年最新版】

スチームオーブンレンジ
スチームオーブンレンジ

ヘルシオは、買ってから後悔する家電だとよく言われますが、私はそうは感じていません。むしろ今では、我が家の食生活に欠かせない存在になっています。購入してから数年が経ちますが、今でも毎日のように活躍してくれています。

ただ、何も知らずに選んでいたら、きっと「なんだか思っていたのと違ったかも」と感じていたと思います。スチームオーブンレンジは、価格も高めですし、店頭でふらっと決めるには情報が足りなすぎる家電かもしれません。

最初は見た目とサイズくらいしか違いが分かっていませんでした…。

実際には、モデルごとに搭載されている機能や使いやすさに大きな違いがあります。よく知らずに選ぶと、あとから「こっちの機種のほうが合ってたかも」と後悔してしまうことにもなりかねません。自分に合ったモデルを選ぶことができれば、使用頻度も自然と上がって、コスパも大きく変わってきます。この記事では、私が初めてヘルシオを購入したときに調べておいて良かったと思うポイントや、選ぶときに気をつけたことをまとめています。

なお、この記事は数年前の初代ヘルシオを購入したときの体験を元にしていますが、現在販売されているモデルとは仕様が異なる部分もあります。最新のモデルを検討している方には、2024年に買い替え時に書いたこちらの記事も参考にしてみてくださいね。

基本的な考え方は同じですが、ヘルシオは年々進化しているのでそれも考えて選びました!

ヘルシオを買って後悔…その理由とは?

ヘルシオは高機能で便利な家電ですが、購入後に後悔したという声もちらほら聞きます。口コミをみていると、どうやら本体の性能や品質の問題というよりも、選ぶときの「相性」の見極めができていなかったことが原因になっているように思います。

この章では、よくある後悔ポイントを3つに分けて整理していきます。どれも事前に知っていれば防げることばかりなので、購入前のチェックに役立ててくださいね。

設置場所とサイズが合わなかった

設置スペースや扉の開閉も含めて寸法確認は必須

ヘルシオは見た目がすっきりしている分、サイズ感を軽く見てしまいがちですが、しっかり寸法確認をしておかないと後悔のもとになります。本体サイズに加えて、上部の放熱スペースが必要なことや、扉を前に大きく開ける構造なども含めて考える必要があります。

ついつい本体サイズだけを見てしまいがちですよね。

ヘルシオには『左右ぴったり置き』に対応しているモデルもありますが、それでも上部には約10cmの空間が必要です。また、扉を大きく開く関係で、前面にも余裕が必要になります。本体サイズだけでなく、設置スペースの“使い勝手”まで含めてシミュレーションするのが失敗しないコツです。

置き場所に不安がある場合は、下記の記事で実際の寸法と設置例を詳しく紹介しています。モデルごとの違いもあわせて参考にしてみてくださいね。

使いこなせない機能に惹かれてしまった

自分が使う機能だけでモデルを選ぶことが大切

ヘルシオは上位モデルになるほど多機能になりますが、すべての機能を使いこなせるとは限りません。特に『まかせて調理』や『2段調理』などの魅力的な機能があると、「なんとなく上位が安心」と思って選んでしまいがちです。

でも実際には、調理スタイルや使う頻度によっては、そこまで多機能でなくても十分満足できるケースがあります。料理好きでいろいろ試すことが確実であればもちろん高機能が一番楽しめます。でも、時短など他の視点で選ぼうとしているときは、価格の差は機能の差なので、何に価値を感じるかをはっきりさせて選ぶのが、後悔しない選び方です。

忙しい毎日の中でも絶対に使う機能の有無に注目しましょう!

特徴を活かせる調理を想定していなかった

ヘルシオの強みと自分の食生活が合っているかを確認

ヘルシオは、冷凍と冷蔵の食材を同時に調理できる『まかせて調理』や、過熱水蒸気を活かした『ウォータースチーム調理』など、他にはない機能が豊富です。ただ、それらの強みが活きるのは「日常的に冷凍食材を使う」「ヘルシーな食生活をしたい」といったニーズがある場合です。

まとめ買いや作り置きが多い我が家にはぴったりの機能でした!

調理スタイルや食材の使い方によっては、宝の持ち腐れになってしまう可能性もあります。どんな使い方をしたいかを想像してから選べば、ヘルシオの良さをしっかり実感できます。

次の章では、具体的にどんなステップで選べば後悔しにくいのかを紹介していきます。

後悔しないために知っておきたいヘルシオ選びの基本

ヘルシオの魅力はたくさんありますが、自分に合った機種を選べるかどうかで満足度は大きく変わります。特に、買ったあとで「やっぱり違うモデルにすればよかった」と感じるのは避けたいところです。

ここでは、私が実際に購入前に検討して良かったと感じた3つの視点をご紹介します。

自分にとって必要な機能を明確にする

解決したい悩みと必要な機能を対応させて考える

まずは、何のためにヘルシオを使いたいのか、自分の暮らしの中で改善したいことを考えてみました。私の場合は、手を離して調理が完了する家電が欲しいと思ったことがきっかけです。

そのなかでも、冷凍食材と野菜を一緒に調理したいという希望があったので、『まかせて調理』という機能が必須だと分かりました。

ここまで考えて、これなら毎日でも使えそうと思えたんです。

どの機能が自分の生活にとって本当に必要なのかを見極めることが、満足できる選び方の第一歩です。機能一覧を見るとたくさんあるように感じますが、すべてが必要なわけではありません。自分に必要な機能を絞ることで、選ぶモデルも自然に絞れてきます。

モデルごとの価格と機能の差を知る

価格と機能のバランスから自分に合うモデルを選ぶ

ヘルシオは、モデルによって搭載されている機能がかなり違います。そのため、機能を基準に選ぶことがとても大切です。

たとえば『まかせて調理』は上位モデル限定なので、これを重視する場合は対応モデルを選ぶ必要があります。また、私が購入した当時は『まかせて調理』がプレミアムモデルにしか搭載されていなかったため、私の場合はプレミアムモデルを選んで正解でした。

もしあの時妥協していたら、こんなにヘルシオが好きになることもなかったと思います。

使いたい機能が揃っていて、価格に納得できるモデルを見つけられたときに、安心して購入に踏み切れます。

現在のモデルごとの価格と特徴を一覧で確認したい方は、下記の記事が参考になります。

購入前にチェックしたい設置条件と注意点

本体サイズと必要なスペースを事前に把握しておく

購入モデルが決まったら、設置場所にきちんと収まるかどうかを確認します。本体サイズだけでなく、上部の排気スペースや扉の開閉スペースも考慮する必要があります。

『左右・後ろピッタリ置き対応』などのモデルでも、上部には10cm程度の空間が必要とされています。また、扉を大きく開けるので、前方にも余裕を持たせておくことが大切です。

あらかじめメジャーで測っておいたのが正解でした!

置けるかどうかが不安な場合は、事前に設置例や実寸をチェックしておくと安心です。スペースの問題はあとから気づいてもどうにもならないので、購入前にしっかり確認しておくと後悔を防げます。

実際の設置寸法や注意点については、以下の記事で詳しく解説しています。

おすすめモデルと選び方の3つのポイント

ヘルシオはモデルごとに搭載されている機能が異なり、自分に合ったモデルを選ぶことが大切です。上位モデルと下位モデルでは価格差もありますが、搭載されている機能も明確に違います。この章では、まかせて調理やサイズ感など、重視したいポイント別におすすめのモデルを整理しました。

私が購入した頃とモデルの構成は変わっていないので、同じ視点から最新モデルを見ていきます!

2段調理も音声操作もこなせる全部入りモデル

まかせて調理を2段で行える最上位モデル

『まかせて調理』を上下段で同時に行いたい、合に選びたいのが、AX-LSX3Bのラインであるプレミアムモデルです。一度にたくさんの食材を調理したいときや、主菜と副菜を一度で済ませたいときにとても便利です。ほかにも音声操作や無線LAN対応、タッチ液晶などの便利機能が詰まっていて、まさに全部入りモデルといえる一台です。

まかせて調理も進化してパワーアップしています!

「せっかくなら最上位で後悔したくない」と思う方には、このプレミアムモデルがおすすめです。新モデル発売直後でなければ、最新と一世代前の価格はそれほど大きくありません。旧モデルとの機能の違いを確認しつつ、自分にぴったりな方を選んでみてくださいね。

AX-LSX3B(2024年モデル)

  • 容量:30L
  • 全自動2段調理やAI対応など全部入り
  • 価格:131,199円(税込)

AX-LSX3A(2023年モデル)

  • 容量:30L
  • AX-LSX3Bとほぼ同等の高性能
  • 価格:119,000円(税込)

まかせて調理だけで十分ならこのモデル

上段だけのまかせて調理で価格を抑える

AX-RS1Bのラインであるハイグレードモデルは、『まかせて調理』もしっかり搭載したミドルクラスのモデルです。上段でメインのお料理を作りながら、下段では野菜を使ったおかず作りやお惣菜のあたためをするような同時調理には対応していませんが、冷凍と冷蔵を混ぜて調理できる性能はしっかり備えています。

週末のまとめ買いや冷凍活用が多い家庭であれば、この機能だけでも十分に活躍してくれます。

このクラスでも『まかせて調理』が使えるようになったのは本当にうれしいです!

価格もプレミアムモデルより抑えられるため、機能と価格のバランスを取りたい方に向いています。「まかせて調理は欲しいけど価格は抑えたい」という方にちょうどよいモデルです。

こちらも、新モデル発売直後でなければ、最新と一世代前の価格はそれほど大きくありません。旧モデルとの機能の違いを確認しつつ、自分にぴったりな方を選んでみてくださいね。

AX-RS1B(2024年モデル)

  • 容量:30L
  • まかせて調理+2段調理対応
  • 価格:95,798円(税込)

AX-RS1A(2023年モデル)

  • 容量:30L
  • AX-RS1Bとほぼ同じ機能で価格が魅力
  • 価格:85,780円(税込)

設置スペース重視のコンパクトモデル

小さめキッチンや少量調理のためのコンパクトモデル

AX-UA30は、設置スペースが限られている方におすすめのコンパクトモデルです。外形サイズが他より数センチ小さく、庫内容量も22Lとコンパクトな設計が魅力です。コンパクトながらもAIoT機能にも対応しています。

『まかせて調理』もいらなくて、少しでも小さくシンプルな機能で探しているときに選択肢になるヘルシオです!

ヘルシオの便利さをコンパクトなサイズで体験したい方には、AX-UA30がぴったりです。スペースに余裕がないけど機能も楽しみたい方は、ぜひ候補に入れてみてください。

コンパクトモデルも他のモデルと同様に、新モデル発売直後以外は最新と一世代前の価格は少なめです。旧モデルとの機能の違いを確認しつつ、自分にぴったりな方を選んでみてくださいね。

AX-UA30(2022年モデル)

  • 容量:22L
  • コンパクトでも基本機能は楽しめる
  • 価格:53,900円(税込)

まだちょっと迷ってる方へ|モデル選びのヒントになる記事まとめ

いろいろ調べているうちに、「やっぱり他のモデルも気になるかも…」と迷ってしまうことってありますよね。私も最初に選ぶとき、けっこう悩んで読み返した記事が何本かあります。ここでは、そんなときに助けになってくれた記事をまとめてみました。迷ったときのヒントになればうれしいです。

【関連記事】買い替えのときに改めて考えた選び方まとめ

最新版を買うときに改めて整理したモデル選び

最初に買ったあと、数年使ってから買い替えることになり、改めて調べ直したときに書いた記事です。
モデルの違いや価格の差なども、前よりずっと冷静に比較できた気がします。

2台目だったからこそ気づけたこともありました!

今のラインナップで選ぶなら?という視点でまとめてあるので、これから買う方にも参考になるはずです。

【関連記事】そっくりなモデルの違いを比較した記事

見た目が似ていて迷いやすい型落ちモデルの違いを整理

AX-LSX3AとAX-LSX3B、AX-RS1AとAX-RS1B、AX-UA20とAX-UA30はそれぞれ本当にそっくりで、私も違いが分からず何度も商品ページを見比べていました。そこで、比べて考えやすいように、自分でまとめてみました。「型落ちでもいいのかな?」と迷っている方には、特に参考になる内容だと思います。

同じように悩んでいる人に届いたらうれしいです!

まとめ

  • 購入前に、自分にとって欲しい機能を明確にする
  • モデルごとの機能差と価格帯を把握して選ぶ
  • 設置スペースや使用シーンに合ったサイズ感を選択する

最初にしっかり比較しておけば、後悔せずに毎日活躍してくれる家電になります。

私自身も最初は「高いし、使いこなせるかな…」と迷っていたのですが、今では手放せない存在です。
ちゃんと選べば、ヘルシオは本当に頼れる相棒になってくれます。

あなたにぴったりの一台が見つかりますように!

* 掲載された価格は、記事作成時点にて確認された参考価格となります。
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