「ヘルシオとビストロって、結局どっちがいいの?」——スチームオーブンレンジを選ぶとき、誰もが一度は迷うこの2機種。この記事では、ヘルシオとビストロの調理の特徴・使い勝手・サイズ感・価格の違いをわかりやすく比較しながら、あなたに合った選び方をお伝えしていきます。

見た目がそっくりで、違いがわかりにくいですよね。私も最初はかなり迷いました。
でも、それぞれに得意な料理や向いている使い方があるんです。私自身、いろいろ調べて納得して選ぶことができたので、今ではとても満足しています。
スチームオーブンレンジは、ちゃんと選べば日々の料理をグッと楽しく便利にしてくれる家電です。あなたのライフスタイルにぴったりの一台が見つかるよう、順番にみていきましょう!
ヘルシオとビストロ、どっちを選ぶべき?【結論から比較】

ヘルシオとビストロ、どっちを選ぶべきか——先に結論をお伝えすると、以下のようになります。

自分の使い方に合った方を選べば、後悔のない買い物になりますよ!
このあとで、それぞれの特徴や違いを詳しく紹介していきますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
調理の特徴を比較!味・仕上がり・使い勝手の違い

得意分野の違いは、ヘルシオとビストロの最大の差。ここでは「何がどう得意なのか」を見ていきましょう。自分の料理スタイルに合った方を見つけるヒントになります。
ヘルシオは「水で焼く」からヘルシー&ジューシー
ヘルシオの一番の特徴は、最初から最後まで水で焼く「ウォーターオーブン」方式。水蒸気をさらに加熱した「過熱水蒸気」で、油を使わずにジューシーに焼き上げます。揚げ物も焼き物も、余分な油を落として仕上げてくれるから、毎日ヘルシー。シャープ独自の特許技術で、他社には真似できない調理方法です。
たとえば冷凍の肉や常温の野菜などをまとめて角皿にのせ、調理モードを選ぶだけでOK。
「まかせて調理」機能を使えば、冷凍・冷蔵・常温を気にせず、分量も測らず、とりあえず並べればおいしくなる!という驚きの仕上がりに。
料理にこだわる方はもちろん、ほったらかしで手間なくおいしく作りたい方にもぴったりです。

まかせて調理は、ほったらかしで手間いらずなのに本当においしいです!
ビストロは時短&レンジ調理が得意
ビストロの魅力は、なんといっても「かしこいレンジ調理」。ビストロの強みである64眼赤外線ムーブセンサーが、食品の温度や量を自動で検知してくれます。材料を入れたらボタンひとつでスピーディーに一品完成する「ワンボウル調理」や「らくチン!1品」メニューは、忙しい毎日にぴったり。
オーブンよりもレンジ調理がメインの方や、平日はとにかく時短したいという方に支持されています。しかも、2品同時のあたためも得意なので、おかずなどいっぺんに温めたいときも便利です。

温めも調理も“ほったらかし”でほぼ完了。便利さにハマってしまいそうな魅力があります。
サイズや置き場所に違いはある?

スチームオーブンレンジは機能が充実している分、サイズもそれなりに大きめです。設置場所によっては「そもそも入らない」なんてこともあるので、事前にチェックしておきましょう。
ここでは、本体サイズと設置に必要なスペースについて比較していきます。
本体サイズは?キッチンに置けるかチェック
ヘルシオもビストロも、全体的なサイズ感に大きな差はありません。どちらも30Lクラスのモデルを中心に展開しており、幅は約49cm前後、高さは34〜42cm程度です。
たとえば、ヘルシオのAX-LSX3Bは「幅490×奥行430×高さ420mm」、ビストロのNE-UBS10Cは「幅494×奥行435×高さ370mm」となっており、数センチの違いにとどまります。高さに関しては、ビストロの方がややコンパクトな傾向があるため、上部の空間が限られるほんの少しだけ有利になるかもしれません。
ただし、型落ちモデルやグレードによってもサイズは異なります。購入前には、必ず設置予定のスペースをメジャーで測っておくのがおすすめです。

あと数センチの差で入らなかった…なんてことにならないように要注意です!
必要なスペース・蒸気の出方も確認しよう
最近のモデルは「左右・後ろピッタリ置きOK」の設計が多く、壁にぴったりつけて置けるのが嬉しいポイントです。ヘルシオならAX-LSX3BやAX-UA30、ビストロならNE-UBS10CやNE-BS9Cなどがこれに対応しています。
一方で、蒸気が上方向に出るため、上部には必ず空間が必要です。ヘルシオは「上方10cm以上」、ビストロは「上方8〜10cm以上」が目安とされています。カウンター下や棚の中などに置く場合は、上部のゆとりが確保できるか要チェック。
また、ヘルシオは内部に蒸気エンジンを搭載している関係で、本体が少し背高めなのも特徴です。棚の中に収まると思って買ったけど、ギリギリ入らなかった!なんてこともあり得てしまいます。
設置場所が限られている場合は、ビストロや小型のヘルシオ(NE-BS6C, AX-UA30など)などを検討するのもおすすめです。

ヘルシオとビストロの価格帯は?コスパをチェック

機能やサイズが似ていても、モデルによって価格には意外と差があります。とくにヘルシオとビストロは、新モデルと旧モデルの価格差が大きくなりやすいのが特徴。
ここでは、同価格帯でどんな違いがあるのか、そして後悔しない選び方のポイントを見ていきましょう。
同価格帯ならどちらが機能的?
ヘルシオとビストロは、価格帯だけで比較するとみんな「似ている」ように見えます。ですが、よく見ると同じ価格帯でも、搭載されている機能には違いがあることが多いです。たとえば10万円前後のモデルを比べると、ビストロもヘルシオも、新型と型落ちがそっくりな名前で混在しているためややこしいのです。

見た目がそっくりでも、中身の新しさやちょっとした機能にちゃんと差があったりします!
どちらが「お得」かを考えるとき、必要な機能をどれだけ搭載してくれているかがとても重要。ビストロでもヘルシオでも、もし型落ちでも十分欲しい機能がある!ということなら、旧モデルも狙い目です。
買って後悔しない選び方のコツ
購入後に「思った機能がついてなかった…」と後悔しないためには、価格や名前ではなく使い方に合った機能があるかを重視しましょう。たとえば、「まかせて調理」や「ワンボウル調理」など、日常的に使うモードが欲しいかどうかを先に考えるのがコツです。必要な機能がないモデルを安く買っても、結局使わなくなってしまったら元も子もありません。
ビストロは時短やセンサー調理が強み、ヘルシオはスチーム調理や健康志向の調理が得意です。これは数年たった今も変わっていません。価格帯が似ていても、そのモデルが何を軸に作られているかで「使い勝手」はかなり変わります。

安くても自分の暮らしに合ってなければ意味がない!と割り切るのがポイントです。
私は「まかせて調理」が大好きなのでヘルシオを愛用していますが、型落ちモデルにも優秀な機能を備えたものが多く、お得に購入できました。
【筆者おすすめ】私が選んだのはこのモデル!

ここでは、実際に私が使ってきた2台のヘルシオについてご紹介します。それぞれの購入理由や、使ってみた正直な感想もふまえてお伝えするので、モデル選びの考え方はビストロを選ぶときにも役立つはずです!
5年使って実感!機能を基準選ぶことがおすすめな理由
最初に購入したのは「AX-XA10」というプレミアムモデル。当時は「まかせて調理」がプレミアムモデルにしか搭載されておらず、それが決め手でした。
その後、4年ほど使い続けて「これはもう手放せない」と実感。毎日使っているので、そろそろ買い替えたいなと検討を始めたときも、「まかせて調理が使えること」を第一条件にして探しました。
数年の間にヘルシオも進化し、ハイグレードモデルにもこの機能が搭載されるように。結果として、現在はAX-RS1Aというハイグレードモデルを愛用しています。目的の機能がぶれていなかったからこそ、どちらの買い物も後悔ゼロで大満足です。
迷ったらここから!人気モデルの比較記事

ここまで読んでも「結局どのモデルが自分に合うんだろう?」と迷う方もいるかもしれません。そんなときは、さらに細かくモデル同士を比べた記事をチェックしてみてください。価格重視なら、型落ちや一世代前のモデルが狙い目かもしれません。
一世代前モデルをじっくり比較したい方に
少しでも安く買おうということなら、最新モデルではなく、1つ前のモデルが価格的にもおすすめです。たとえばヘルシオの「AX-RS1A」と「AX-RS1B」は、現在は価格もそこまで違いはありませんが、新モデルの発売直後はすごく違いがありました。
最新にこだわらなければ、必要な機能をお得に手に入れるチャンスです。買い替えを検討している方や、コスパを重視したい方は、比較記事をぜひ読んでみてください。

機能の違いが少ないのに価格がかなり違うと、知ってるかどうかで大きな差がでてきます。
コンパクトモデルを検討中の方に
キッチンのスペースが限られている方や、一人暮らし・2人暮らしにはコンパクトモデルがぴったりです。ヘルシオなら「AX-UA30」、ビストロなら「NE-BS6C」など、使いやすいサイズに特化したモデルが揃っています。ヘルシオは22L、ビストロは25Lが現行の最小モデルです。
コンパクトモデルも定期的に新モデルが発売していますが、旧型と新型の違いは意外と少ないこともあるので、比較記事でチェックするのがおすすめです。

狭いキッチンでも、あきらめずにチェックしてみてください!
最新モデルの傾向をざっくり知っておきたい方に
今後の買い替えも視野に入れている方や、スペックに詳しくなっておきたい方には、新モデル情報も役立ちます。ヘルシオ・ビストロそれぞれの最新モデル情報もまとめています。「今すぐ買わないけど気になる」という方にも、チェックしておく価値ありです!
新モデルで何が変わったのか、どの層に向いているのかを知ることで、選ぶ視点も増えます。特に、型落ちを購入するときの不安点がスッキリして、「型落ちでも十分」と思える根拠にもなります。

せっかくの買い物なので、しっかり納得して選ぶのも大切です。
まとめ

ここまで、ヘルシオとビストロの違いを機能や価格などの角度から比較してきました。どちらも魅力的なスチームオーブンレンジですが、選び方次第で満足度は大きく変わります。
最後に、この記事でお伝えした内容をもう一度、簡単に振り返ってみましょう。
私は「まかせて調理」がどうしても使いたくて、ヘルシオを選びました。一台目はプレミアムモデル、今使っているのは型落ちのハイグレードモデルです。自分が重視する機能を明確にして選べば、どちらを選んでも後悔はありません。
ビストロはスピード調理が得意なので、「温めが多い」「時短重視」という方にはとても便利。一方で、ヘルシオは「素材の味を活かしたヘルシーな料理を手間なく楽しみたい」方に向いています。

迷ったら、自分の暮らしでよく作る料理を思い出してみてくださいね。