台所に設置する家電にとって、大きさは機能と同じくらい重要なポイントになります。ヘルシオは、冷蔵庫とまではいかないものの、そこそこ大きな部類に入る家電です。上部から吹き出す上記のために隙間を確保するなど、目に見える以外の面も考慮する必要があります。
- ヘルシオのサイズでを見るときに確認した方がいいのはどこ?
- ヘルシオの各モデルによって違いはある?
これらについて、ひとつずつ確認していきます。
こちらの記事では、2020年のヘルシオをモデルにして記載していますが、考え方は変わりません。ヘルシオのサイズ自体もほとんど変わっていないのですが、実際に買おうとしているヘルシオの寸法を確認しながら検討してみてくださいね。
寸法についての基礎知識やポイントなどは、2021年発売のヘルシオをもとに、以下の記事で解説しています。
ヘルシオのサイズはモデルによって異なる
2020年の4モデルについて、サイズと空間まわりを確認していきます。
ヘルシオは、設置する際に壁との隙間を作らなくても良いピッタリ置きが特徴です。どこをピッタリおいても大丈夫かどうかは、モデルによって異なります。
AX-XA10【左右・後ろピッタリ置き】
490mm × 430mm × 420mm(*1) |
420mm × 355mm × 385mm(*2) |
最上位モデルは、機能も多く搭載されているためか、寸法も最上位です。
このAX-XA20は、左右も後ろもぴったり置くことができるモデルです。参考として、さきほど例に挙げたニトリの棚で確認していきます。
この最も大きいヘルシオでも、高さはクリア、幅にも余裕があることが分かります。奥行きは、外形寸法だけ見るとはみ出てしまいますが、脚間寸法ではきちんと収まっています。こういった状況では、外形と設置面の差の分だけ台からはみ出ますが、のせることは可能です。
2021年に発売されたAX-XA20については、一見すると同じに見えてしまう旧モデルAX-XA10との違いをこちらで解説をしています。違いを知りたいときには、参考にしてみてくださいね。
AX-X10【左右・後ろピッタリ置き】
490mm × 430mm × 420mm(*1) |
420mm × 355mm × 385mm(*2) |
ヘルシオの上位モデルは、大きさが全く同じに設計されています。このAX-X10も、左右も後ろもぴったり置くことができるモデルです。
基本的な装備は同じですが、搭載されている機能で差がつけられています。一番の違いはAI機能です。
AX-XJ1【後ろピッタリ置き】
490mm × 435mm × 400mm(*1) |
430mm × 310mm × 400mm(*2) |
こちらも、オーブンが2段サイズのためかサイズは上位2機種とほとんど同じです。
設置場所として注目するポイントは、こちらの場合は必要空間が天面+100mmに加えて、左に70mm、右に20mm必要となる点です。ピッタリ出来るのは後ろのみになっています。特に左の70mmは結構大きいので、そちら側に置くものを気を付ける必要があります。
AX-AJ1【左右・後ろピッタリ置き】
470mm × 390mm × 340mm(*1) |
431mm × 318mm × 367mm(*2) |
現行で販売されているヘルシオの中では、最もコンパクトなモデルです。機能はシンプル、オーブンが1段なこともあり高さも若干低くなります。
AX-AJ1は、上位のモデルと同じように左右も後ろもぴったりと置くことができます。
まとめ
ヘルシオは、大きい調理家電のため、あらかじめサイズを確認しておくと安心です。自分にとってベストなヘルシオを探すには、サイズと機能の両面から検討することが大切になります。
私がAX-XA10を購入したときに検討した内容について、こちらの記事で解説しています。ヘルシオ選びに悩んでいるときは、参考にしてみてくださいね。
*2 脚間寸法(前面の脚間、側面の脚間、前足から壁まで)